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'''シャシャンボ'''(小小坊)とは[[ツツジ科]][[スノキ属]]の常緑小高木。学名''Vaccinium bracteatum''(シノニム''V. bracteatum'' var. ''lanceolatum'')。別名 |
'''シャシャンボ'''(小小坊)とは[[ツツジ科]][[スノキ属]]の常緑小高木。学名は''Vaccinium bracteatum''(シノニムは''V. bracteatum'' var. ''lanceolatum'')。別名はシャセンボ。 |
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低木または高木になる。日本のスノキ属の植物には小柄なものが多い中で、かなり大きな樹木になるものである。 |
低木または高木になる。日本のスノキ属の植物には小柄なものが多い中で、かなり大きな樹木になるものである。 |
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<!--酸性土壌を好む。=> ツツジ科なので、そういう性質があると思うが、シャシャンボの重要な性質ではないと思うのでコメント--> |
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枝は当初は細かい毛があるが、やがて無毛となり、白くなる。葉は楕円形、やや厚い革質で表にはつやがあり、葉脈はややくぼむので、表面に網目状の溝があるように見える。葉縁には細かい鋸歯がある。 |
枝は当初は細かい毛があるが、やがて無毛となり、白くなる。葉は楕円形、やや厚い革質で表にはつやがあり、葉脈はややくぼむので、表面に網目状の溝があるように見える。葉縁には細かい鋸歯がある。 |
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2010年3月31日 (水) 16:13時点における版
シャシャンボ | ||||||||||||||||||||||||
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分類(クロンキスト体系) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Vaccinium bracteatum | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
シャシャンボ |
シャシャンボ(小小坊)とはツツジ科スノキ属の常緑小高木。学名はVaccinium bracteatum(シノニムはV. bracteatum var. lanceolatum)。別名はシャセンボ。
低木または高木になる。日本のスノキ属の植物には小柄なものが多い中で、かなり大きな樹木になるものである。
枝は当初は細かい毛があるが、やがて無毛となり、白くなる。葉は楕円形、やや厚い革質で表にはつやがあり、葉脈はややくぼむので、表面に網目状の溝があるように見える。葉縁には細かい鋸歯がある。
7月頃に白色の壺状の花が咲く。花序は総状で、前年の枝の葉腋から出て、やや横向きに伸び、多数の小さな葉が付いている。果実は小さい球形の液果で黒紫色に熟し、食べることができる。これは同属のブルーベリー類と同じく、アントシアニンを多く含む。名前の「小小坊」は小さな丸い果実を意味するとされる。
本州西部、四国、九州、朝鮮南部、中国に分布する。やや乾燥したところに多く見られる。