シャシャンボ

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シャシャンボ
Vaccinium bracteatum2.jpg
分類APG III
: 植物界 Plantae
: 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
: ツツジ目 Ericales
: ツツジ科 Ericaceae
: スノキ属 Vaccinium
: シャシャンボ
V. bracteatum [1]
学名
Vaccinium bracteatum
Thumb. (1784) [1]
シノニム
  • V. bracteatum Thumb. var. lanceolatum [2]
和名
シャシャンボ

シャシャンボ(小小坊 Vaccinium bracteatum)とはツツジ科スノキ属常緑小高木。別名シャセンボ

低木または高木になる。日本のスノキ属の植物には小柄なものが多い中で、かなり大きな樹木になるものである。

枝は当初は細かい毛があるが、やがて無毛となり、白くなる。葉は楕円形、やや厚い革質で表にはつやがあり、葉脈はややくぼむので、表面に網目状の溝があるように見える。葉縁には細かい鋸歯がある。

7月頃に白色の壺状の花が咲く。花序は総状で、前年の枝の葉腋から出て、やや横向きに伸び、多数の小さな葉が付いている。果実は小さい球形の液果で黒紫色に熟し、食べることができる。これは同属のブルーベリー類と同じく、アントシアニンを多く含む。漢字表記では「小小坊」と書くがこれは当て字で、シャシャンボの実際の語源は古語の「さしぶ」が訛ったものでる。

本州西部、四国、九州、朝鮮南部、中国に分布する。やや乾燥したところに多く見られる。

脚注[編集]

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Vaccinium bracteatum Thunb.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年7月25日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Vaccinium bracteatum Thunb. var. lanceolatum Nakai”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年7月25日閲覧。