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2009年10月4日 (日) 15:32時点における版
ビル・ローレンス(Bill Lawrence)はギター用ピックアップのメーカーである。
概要
初期のリプレイスメント用ピックアップの開発で有名である。
ビル・ローレンス氏はエレクトリックギター初期からピックアップ作り、ギターに携わり、ジミヘンのストラトの改造、セットアップもビルである。ディマジオ社のラリー・ディマジオ、バルトリーニ社のビル・バルトリーニにピックアップ作りを一から鍛え上げた。
代表的なピックアップにL-250、L-500があり、外見上の特徴としてポールピースがブレード状にデザインされている。これはチョーキング時の音切れを考慮したものだとされている。
おそらく最初にビル・ローレンスのピックアップを使い始めたのはジョー・ペリーだろう。一時期は停滞していたが、ダイムバッグ・ダレルやヌーノ・ベッテンコートの使用で音質やデザインの確かさが再認識された。ちなみにセイモア・ダンカンがダレルの為に開発したダイムバッカーはビル・ローレンスのピックアップ・デザインの特徴を模倣し、踏襲した概観と構造を備えている。
また、一時期、同社のブランデイングでモリダイラ楽器がギターを製造していた。代表的なモデルは森高千里モデル、シャケモデルなどで、ベテランやプロミュージシャンが使用する事があまりなく、安価なイメージが先行し、商業的にはあまり成功はしなかった。