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{{生物 |
{{生物分類表 |
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| 色 = pink |
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<!--{{生物_画像|[[Image:xjpg|250px]]|caption}}--> |
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| 画像 = [[File:Haeckel Prosobranchia.jpg|250px]] |
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{{生物_分類開始|pink}} |
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| 画像キャプション = 様々な巻貝([[前鰓類]])。[[エルンスト・ヘッケル|ヘッケル]]著 "[[Kunstformen der Natur]]" より。 |
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| 名称 = 巻貝 |
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{{生物_綱|[[腹足綱]] [[:en:Gastropoda|Gastropoda]]}} |
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| 綱 = [[腹足綱]] {{sname||Gastropoda}}<br />(の一部) |
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'''巻貝'''(巻き貝、まきがい)は[[軟体動物|軟体動物門]][[腹足綱]]に属する[[動物]]の総称、またはその中でも特に螺旋状に巻いた[[貝殻]]を持つものを指す。腹足綱の多くは螺旋状に巻いた殻を持つが、[[カサガイ]]の様に笠状になったものや、[[アメフラシ]]・[[ウミウシ]]、[[ナメクジ|ナメクジ類]]など殻が退化したものもある。 |
'''巻貝'''(巻き貝、まきがい)は[[軟体動物|軟体動物門]][[腹足綱]]に属する[[動物]]の総称、またはその中でも特に螺旋状に巻いた[[貝殻]]を持つものを指す。腹足綱の多くは螺旋状に巻いた殻を持つが、[[カサガイ]]の様に笠状になったものや、[[アメフラシ]]・[[ウミウシ]]、[[ナメクジ|ナメクジ類]]など殻が退化したものもある。 |
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== 類似の構造 == |
== 類似の構造 == |
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[[File:Planktonic foraminifera.jpg|thumb|left|200px|浮遊性有孔虫の殻。'''巻貝ではない。''']] |
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巻き貝に似た構造を持つものに、以下のようなものがある。 |
巻き貝に似た構造を持つものに、以下のようなものがある。 |
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*[[有孔虫]]の一部の殻 |
* [[有孔虫]]の一部の殻 |
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*[[ヒドロ虫]]や[[イソギンチャク]]の一部が[[ヤドカリ]]の背中に形成するもの |
* [[ヒドロ虫]]や[[イソギンチャク]]の一部が[[ヤドカリ]]の背中に形成するもの |
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*昆虫綱[[トビケラ]]目カタツムリトビケラの殻 |
* 昆虫綱[[トビケラ]]目カタツムリトビケラの殻 |
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*[[ほ乳類]]の[[蝸牛]] |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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2009年6月3日 (水) 02:23時点における版
巻貝 | |||||||||
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分類 | |||||||||
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巻貝(巻き貝、まきがい)は軟体動物門腹足綱に属する動物の総称、またはその中でも特に螺旋状に巻いた貝殻を持つものを指す。腹足綱の多くは螺旋状に巻いた殻を持つが、カサガイの様に笠状になったものや、アメフラシ・ウミウシ、ナメクジ類など殻が退化したものもある。
頭足類ではオウムガイやアンモナイトあるいはトグロコウイカなどが螺旋状の貝殻を持ち、タコ類の一部におけるメスが産卵用に殻を形成するが、それらも巻貝とは言わない。なお殻を形成するタコ類では、殻の方に本体とは別の名を持つものがある(カイダコ→アオイガイ・フネダコ→タコブネ)。
巻きの方向
大半の動物は左右対称か点対称であるが、巻貝は螺旋状であり対称でない。ただし、一部の完全平巻きのものは左右対称になる。
巻貝には左巻きと右巻きがいる。時計回りが右巻き、反時計回りが左巻きである。見分け方の一つに、巻き貝のとがった方を上に向け、殻の入り口が見えるように持ったとき、殻の口が向かって右側に見えるのが右巻き、左側に見えるのが左巻きである。
巻く方向は、種によって決まっているのが普通である。9割の種が右巻きと言われているが、理由はよくわかっていない。カタツムリの多くは右巻きであるが、一部に左巻きの種がある。また、左右両巻の種も存在する。左右両巻きの種では内臓の配置も左右逆になっている。巻く方向は1個の遺伝子か強く連鎖する複数個の遺伝子によって決定される。左右両巻きの種は発生段階から左右逆になっているのが通説であったが、そうではないという示唆もある。
類似の構造
巻き貝に似た構造を持つものに、以下のようなものがある。