2004年リトアニア大統領選挙

2004年リトアニア大統領選挙は、2004年6月にリトアニアで行われた大統領選挙。6月13日に第1回投票が行われ、元職のヴァルダス・アダムクスが最も多くの票を集め、元首相のカジミラ・プルンスキエネがそれを追う展開となった。6月27日の決選投票でアダムスク候補がプルンスキエネ候補を破り、再任を果たした。

今回の選挙は、2003年に就任したロランダス・パクサス大統領の弾劾を受けて行われた。パクサスは、憲法裁判所が再選出を認めなかったために立候補できなかった。

候補者は、1998年から2003年まで大統領を務めたヴァルダス・アダムスク（無所属）、農民新民主党同盟党首のカジミラ・プルンスキエネ、新同盟のヴィリヤ・ブリンケヴィチューテ、リトアニア社会民主党のチェスロヴァス・ユルシェーナス、そしてペトラス・アウシュトレヴィチュース（無所属）の5人であった。

なお、今回の選挙では第1回投票時に欧州議会議員選挙も同時に行われた。

選挙結果

候補者	所属	第1回投票		決選投票
		票数	%	票数	%
ヴァルダス・アダムクス	無所属	387,837	30.7	723,891	52.6
カジミラ・プルンスキエネ	農民新民主党同盟	264,681	21.4	651,024	47.4
ペトラス・アウシュトレヴィチュース	無所属	240,413	19.3		-
ヴィリヤ・ブリンケヴィチューテ	新同盟	204,819	16.6		-
チェスロヴァス・ユルシェーナス	リトアニア社会民主党	147,610	11.9		-
出典：中央選挙委員会		1,245,360	100 %	1,374,915	100 %