「破瓜」の版間の差分

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*女子十六歳のこと。「瓜」字が「八」字を二つ合わせたように見えるところから[[漢詩文]]で用いられる表現。[[孫綽]]「碧玉歌」の「碧玉破瓜の時。郎は為に情顚倒す」などが古い用例である。
*女子十六歳のこと。「瓜」字が「八」字を二つ合わせたように見えるところから[[漢詩文]]で用いられる表現。[[孫綽]]「碧玉歌」の「碧玉破瓜の時。郎は為に情顚倒す」などが古い用例である。
*上より転じて八の二乗で六十四歳を言う場合もある。
*上より転じて八の二乗で六十四歳を言う場合もある。
*[[破瓜型分裂病]]と言った場合、[[精神医学]]における[[精神疾患]]の一種である。女子に限らないが、[[思春期]]から二十歳前後に発症することからこう呼ばれる。
*[[女性|女子]]が[[性交]]をはじめて体験し、[[処女膜]]が損傷を受けること。「八」(女陰)に「凸」(男性器)が挿入される様を見立てている、[[瓜]]そのものが女性器としての暗喩を持つからなど、由来については諸説ある。本来の意味からは離れた用法であるが、代ではこちらの意味での使用が多くなってるためもはや一般化ているといる。
*[[女性|女子]]が[[性交]]をはじめて体験し、[[処女膜]]が損傷を受けること。「八」(女陰)に「凸」(男性器)が挿入される様を見立てている、[[瓜]]そのものが女性器としての暗喩を持つからなど、由来については諸説ある。本来の意味からは離れた用法であるが、代ではこちらの意味での使用が多いかし、現代ではこの用法もほとんど使われはなく、[[死語]]に近言葉である。


[[Category:人の一生|はか]]
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2007年10月6日 (土) 09:21時点における版

破瓜(はか)

  • 女子十六歳のこと。「瓜」字が「八」字を二つ合わせたように見えるところから漢詩文で用いられる表現。孫綽「碧玉歌」の「碧玉破瓜の時。郎は為に情顚倒す」などが古い用例である。
  • 上より転じて八の二乗で六十四歳を言う場合もある。
  • 破瓜型分裂病と言った場合、精神医学における精神疾患の一種である。女子に限らないが、思春期から二十歳前後に発症することからこう呼ばれる。
  • 女子性交をはじめて体験し、処女膜が損傷を受けること。「八」(女陰)に「凸」(男性器)が挿入される様を見立てている、そのものが女性器としての暗喩を持つからなど、由来については諸説ある。本来の意味からは離れた用法であるが、近代ではこちらの意味での使用が多い。しかし、現代ではこの用法もほとんど使われることはなく、死語に近い言葉である。