「堂島米会所」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
本屋 (会話 | 投稿記録)
chcat
18行目: 18行目:


{{Japanese-history-stub|とうしまこめかいしよ}}
{{Japanese-history-stub|とうしまこめかいしよ}}
[[Category:江戸時代|とうしまこめかいしよ]]
[[Category:江戸時代の経済|とうしまこめかいしよ]]
[[Category:日本の経済史|とうしまこめかいしよ]]

2007年5月11日 (金) 06:39時点における版

堂島米会所(どうじまこめかいしょ)とは、享保15年(1730年)8月13日大坂堂島に開設された米の取引所。また、世界初の先物取引が行われていた。

設立の経緯

享保15年8月13日 それまで禁止されていた米会所の設立が公許される。

幕府は、この米会所での取引を米価不当吊り上げのための売買(延売買)として認めなかった。しかし、享保に入り、それまで米価が百を超えていたものが、下落し始め享保15年には米価が26匁となった。この下落を見て、幕府は、延売買を公認して、この年となった。

明治となり、封建的制度の廃止に伴って米会所も廃止された。その後、堂島米穀取引所として再建されたが、これも昭和15年に廃止された。

先駆的な堂島米会所の研究者と研究著書

  • 須々木庄平、『堂島米市場史』、日本評論社、昭和15年
  • 島本得一、『徳川時代の証券市場の研究』、産業経済社、昭和28年
  • 島本得一、『蔵米切手の基礎的研究』、産業経済社、昭和35年

関連項目