渡辺刃物製作所

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渡辺刃物製作所
Watanabe Blade
種類 個人会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
959-1151
新潟県三条市猪子場新田1
設立 1897年
業種 刃物製造業
事業内容 刃物の製造・輸入・販売
代表者 渡辺岩男
従業員数 5名
外部リンク 公式サイト
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渡辺刃物製作所(わたなべはものせいさくじょ、英語表記:Watanabe Blade )は新潟県三条市の刃物メーカー。

概要[編集]

1897年(明治30年)創業の老舗刃物メーカー。初代の渡辺四郎次が三条市六の町で握りばさみの製造を始める。現在は包丁がメインで海外への輸出が売り上げの80%を占め、主に海外で有名である。戦前貧しい子供たちを弟子に迎えて鍛冶技術を教え、学費や食費、生活費を与え、多くの人々を救い三条発展に多く貢献した。また川端康成の小説に登場するモデル「駒子」が晩年縁あって四日町の渡辺家の2階に住んでいた。戦前までの渡辺家は財閥であったが、これからの若い人が次々に結核で倒れ、戦争もあり、細々と現在にいたる。2009年現在家族5人で運営されている。

関連項目[編集]

  • 憐 Ren - 映画の中で渡辺刃物製作所作成のナイフが登場する。

外部サイト[編集]