梶並伸博

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梶並 伸博(かじなみ のぶひろ、1957年3月1日 - )は、日本実業家。株式会社ベクター創業者・代表取締役社長

人物・来歴[編集]

栃木県宇都宮市生まれ[1]栃木県立宇都宮高等学校を経て[2]、1980年に東京工業大学社会工学科卒業後[1]、もともとはキャリア国家公務員志望だったが、腕試しに受けた栃木県庁に合格し入庁。税務課に配属され、お盆の時期などは15分で終わってしまうような暇な仕事に従事した。その後世間のことを勉強したいと考え、ジャーナリストを志して[3]、1981年日経マグロウヒル(現日経BP)入社[4]。日経バイト日経パソコン日経MIXの立ち上げ等にあたった[3]

パソコンのことに詳しくなったので起業をしようと1988年に退社し[3][4]、1989年ベクターデザイン設立、同社代表取締役に就任。1996年同社を改組しベクター代表取締役社長兼営業部長に就任[4]CD-ROM雑誌や、ソフトウェア通信販売オンラインゲームなどの事業を展開し[3][5]、2000年にはナスダック・ジャパンに上場[1]。2004年バリューモア取締役。2007年ベルクス代表取締役[4]。2018年ソフトバンク子会社となり業務提携を締結[6][7][8]。2019年にはオンラインゲーム事業から撤退した[9][10]

脚注[編集]