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桝谷優

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

枡谷 優(ますたに まさる、男性、1925年 - 2013年[1])は、日本の小説家。

経歴

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奈良県出身。1944年9月入営。その際の体験をもとに書かれた小説に『北大阪線』『大阪の戦争』がある。復員後、奈良県吉野にて山仕事に従事。

1955年、大阪にて船場の商社に勤務。1965年、貿易業を立ち上げ独立。小説の執筆を行うようになる。1990年、小説「北大阪線」で第1回小島輝正文学賞受賞。

著作

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  • 詩集『猪村』(1977、地帯社)[1]
  • 詩集『鳶ヶ尾根』(1986、近代文藝社)[1]
  • 『馬』(短編集、1994、エリス)[1]
  • 『北大阪線』(2002、編集工房ノア)[1]
  • 『吉野川』(2004、編集工房ノア)[1]
  • 『丙丁童子』(2005、編集工房ノア)[1]
  • 詩集『木だし』(2006、編集工房ノア)[1]
  • 『鳶』(2008、編集工房ノア)[1]
  • 『大阪の戦争』(2014、近代文藝社)[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 桝谷 優 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2022年3月13日閲覧。