柳父悟
表示
柳父 悟(やなぶ さとる、1941年7月15日 - )は、元東京電機大学工学部電気電子工学科教授(2012年3月退任)。
元東芝重電技術研究所所長。専門分野は高電圧大電流工学。IEEE Fellow、Royal Academy of Engineering FREng、Current Zero Club、日本工学アカデミー会員。
人物
[編集]1964年3月、東京大学工学部電気工学科を卒業し、同年4月に東芝入社。1972年イギリスリヴァプール大学へ留学し、Ph.Dを取得する。550kV一点切りガス遮断器の開発育成が評価され、平成11年度科学技術庁長官賞・科学技術功労者に選出される。それ以外にも、真空遮断器の分野では、縦磁界電極を開発し、真空遮断器の大容量・小型化に貢献した。
著書
[編集]- 「パルスパワー技術とその応用」 (オーム社) ISBN 978-4-274-03414-5
共著
[編集]- 「高電圧工学」(電気学会) ISBN 978-4-88686-237-2 (河村達雄、河野照哉との共著)
- 「電力系統工学」(東京電機大学出版局) ISBN 978-4-501-11300-1 (加藤政一との共著)
- 「エネルギー変換工学―地球温暖化の終焉へ向けて」 (東京電機大学出版局) ISBN 978-4-501-11220-2 (西川尚男との共著)
- 「電力工学ハンドブック 」(朝倉書店) ISBN 978-4-254-22041-4 (宅間董、高橋一弘、赤崎正則との共著)
- 「高電圧大電流工学」(オーム社) ISBN 978-4-88686-209-9 (宅間董との共著)