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松本哲泓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松本 哲泓(まつもと てつおう、1946年7月20日 - )は、日本の元裁判官。元大阪高等裁判所総括判事。関西大学法科大学院教授。立命館大学法学部卒業。京都府出身。

略歴

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主な担当訴訟

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  • 労働関連訴訟が多い。
  • 住友電工裁判(2000年)-男女別雇用管理によって能力向上と昇進の機会を奪われたとして男性社員との給与差額と慰謝料を求めた女性社員7名に対し、女性差別は憲法に反するが当時の社会状況から違法とまでは言えないとした。
  • 大阪「指曲がり症」裁判(2001年)-大阪府豊中市の元給食調理員の「指曲がり症」に対して公務災害を認めなかった処分の取り消しを求める訴訟にて、公務災害を認定した。
  • ネスレ転勤拒否裁判(2005年)-家族の介護を理由に他県への配置転換命令無効の確認を求めた訴訟にて、配転命令の無効を認定した。