東都積水
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 未上場 |
本社所在地 |
日本 〒370-0341 群馬県太田市新田金井町231 |
設立 | 1961年9月4日 |
業種 | 化学 |
法人番号 | 9010401038571 |
事業内容 | 各種合成樹脂製品の製造加工・売買 |
代表者 | 川端康史 |
資本金 | 50,000,000円(2023年) |
発行済株式総数 | 100,000株(2023年) |
純利益 | 8,599,308,000円 |
従業員数 | 163人(2023年4月1日時点) |
主要株主 | 積水化学工業(100,000株) |
外部リンク | 東都積水株式会社 |
東都積水(とうとせきすい)は、日本の樹脂加工メーカーである。1961年、東映の子会社である東映プラスチック工業として設立され、1964年より積水化学工業の傘下に入った。
歴史
[編集]1960年代の東映においては、大川博社長のもと事業の多角化がおこなわれていた。プラスチック需要の増加に目をつけた同社は1961年9月4日、東映化学工業の子会社として、資本金10,000,000円で東映プラスチック工業を設立した。事業の将来性を鑑みて、同年11月には東映の直接の子会社となり、群馬県太田市の工場で、同県大泉町にある三洋電機の電気冷蔵庫内箱の受注生産をおこなった。1962年には工場の増設がおこなわれた。しかし、東映による同事業は停滞した。1963年には群馬県から京橋への本社移転、東映専務である山梨稔(当時、のちに東映動画社長)の社長就任、資本金の50,000,000円への増額などがおこなわれたものの、1964年には積水化学工業に経営が移転された[1]。
1970年、東都積水に社名を変更した[2]。2001年に、木粉と廃プラスチックを利用した「エコ桟木」を開発した[3]。2005年、オンキヨーとともに、木粉を配合した樹脂を押出し成形するAEET技術を用いたスピーカーである「L500」シリーズを共同開発した[4]。2015年、積水化学工業の東京工場(埼玉県朝霞市)閉鎖にともない、積水化学グループ建材部門の主力工場としての役割を引き継いだ[2]。
出典
[編集]- ^ 山口記弘 (2022年11月15日). “64. 第4章「行け行け東映・積極経営推進」|創立70周年特別寄稿『東映行進曲』”. note(ノート). 東映太秦映画村映画村図書室. 2024年9月1日閲覧。
- ^ a b “会社概要 | 東都積水株式会社”. www.totosekisui.co.jp. 2024年9月1日閲覧。
- ^ 「(てくtechぐんま:46)「エコ桟木」 東都積水太田工場 /群馬県」『朝日新聞』2006年6月22日、朝刊、群馬全県・2地方。
- ^ “オンキヨー、東都積水と共同開発したエコロジーなスピーカーを発表”. ITmedia NEWS. 2024年9月1日閲覧。