有賀寿
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有賀 寿(ありが ひさし、1926年2月7日 - 2015年8月24日)は、日本の福音派の牧師、著作家。著作、翻訳活動を通して、福音派で文書伝道を展開した。
経歴
[編集]1926年 大阪生まれ。1948年 東京師範学校(東京教育大学、筑波大学の前身)卒業、同校研究科に在籍のまま、キリスト者学生会(KGK)の創立者である尾山令仁らと共にKGKの運動を推進し、チャールズ・ハンメルを通して紹介され、東京堀の内の民家でもたれた海外のキリスト者の学生会であるIVCFと交流を持った。KGKは早稲田大学で尾山によって始められたものであり[1][2][3]、海外のキリスト者学生団体IVCFと交わりを持ったが、IVCFの一部になったことはない[4]。1949年東京高等師範学校研究科中退。その後、東京神学塾に学び、東京神学塾の教師になる。また、オランダのアムステルダム自由大学に留学する。
1956年から、キリスト者学生会主事になる。1962年 キリスト者学生会総主事になる。1971年 キリスト者学生会の総主事を辞任。
1975年から1986年まで、日本長老教会日本福音長老教会西船橋キリスト教会に長老として奉仕した後、牧師になり、後に中会議長になる。
1974年以後、フリーですぐ書房で文書伝道に携わる。2010年9月、すぐ書房36年の歴史に幕が下ろされた [5]。
脚注
[編集]- ^ 「1947年の早稲田大学から始まり」片岡伸光著『汝の若き日に-KGK50年の歩みと応答』キリスト者学生会KGK p.4
- ^ 尾山令仁『今も生きておられる神』プレイズ出版
- ^ 三森春生著『それは教室から始まった-キリスト者学生会発足とその歴史』イーグレープ
- ^ キリスト者学生会『主が建てるのでなければ』p.13、p.173
- ^ 「すぐ書房」36年の歴史に幕〝学生に役立つ本を〟2010年9月25日キリスト新聞社
- ^ 初代KGK総主事 すぐ書房社主 有賀寿氏 逝去 | クリスチャン新聞オンライン
著書
[編集]- 『家庭礼拝の教え』
- 『最初の礼拝』
- 『主日礼拝』
- 『衣替えするキリスト教』
- 『信徒用 日本式<伝道>のすすめ』
訳書
[編集]- ジョン・ストット著『信仰入門』すぐ書房
- ジョン・ストット著『地の塩世の光』すぐ書房
- J・アンダーソン著『静思の時』すぐ書房
- クラス・ルーニア著『現代の宗教改革』
- メリル・テニイ『ヨハネの黙示録』聖書図書刊行会
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