彩藤アザミ
彩藤 アザミ (さいどう アザミ) | |
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誕生 |
1989年 岩手県盛岡市 |
職業 |
小説家 推理作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 岩手大学教育学部芸術文化課程卒業 |
活動期間 | 2015年 - |
ジャンル |
推理小説 ホラー小説 ライト文芸 |
主な受賞歴 | 第1回新潮ミステリー大賞(2014年) |
デビュー作 | 「サナキの森」(2014年) |
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彩藤 アザミ(さいどう アザミ、1989年[1] - )は、日本の小説家、推理作家。
経歴・人物[編集]
岩手県盛岡市生まれ[1]。2012年、岩手大学教育学部芸術文化課程卒業[2][3]。2014年、ホラーミステリー小説「サナキの森」で第1回新潮ミステリー大賞を受賞する[4](応募時のペンネームは手羽崎 ささみ[5])。同作は、旧字体を駆使した怪奇譚的なパートと、ライトノベル的なパートを交互に組み合わせて構成され、特に前者は貴志祐介、道尾秀介ら選考委員から高い評価を得る[6]。2015年、『サナキの森』の単行本が出版され、小説家デビューを果たす[6]。
大学では美術を学ぶ[5]。学芸員の資格をもつ[7]。中学生の頃から、江戸川乱歩、京極夏彦、綾辻行人、桜庭一樹などのミステリー小説を読み始める[5][7]。特に新本格ミステリを愛読している[8]。大学1年の頃から、小説を書き始める[7]。服飾デザイン関係の専門学校に通うために、2014年に神奈川県に住まいを移し、執筆にも励んでいる[5][8]。
著作リスト[編集]
単著[編集]
昭和少女探偵團シリーズ[編集]
- 昭和少女探偵團(2018年12月 新潮文庫nex)
- 謎が解けたら、ごきげんよう(2019年10月 新潮文庫nex)
その他の小説[編集]
- サナキの森(2015年1月 新潮社 / 2017年11月 新潮文庫)
- 樹液少女(2016年1月 新潮社)
- 不村家奇譚―ある憑きもの一族の年代記―(2021年11月 新潮社)
- エナメル―その謎は彼女の暇つぶし―(2022年6月 新潮文庫nex)
アンソロジー(収録)[編集]
「」内が彩藤アザミの作品。
- あなたの後ろにいるだれか 眠れぬ夜の八つの物語(2021年8月 新潮文庫nex)「長い雨宿り」
単行本未収録作品[編集]
- 片翅の蝶(『小説新潮』2015年2月号)
- こどくの星(『小説新潮』2016年2月号)
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b 彩藤アザミ『サナキの森』|新潮社
- ^ サナキの森/彩藤アザミ/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ 第1回 新潮ミステリー大賞 公募ガイド
- ^ 過去の受賞作品|新潮ミステリー大賞|新潮社
- ^ a b c d 【手帖】「書き続けることでしか不安克服できない」 - 産経ニュース
- ^ a b 彩藤アザミ『サナキの森』|書評/対談|新潮社
- ^ a b c 第一回新潮ミステリー大賞に平成生まれの25歳、彩藤アザミさん |矢来町ぐるり
- ^ a b 新潮ミステリー大賞、羽ばたく25歳 彩藤アザミさん:朝日新聞デジタル
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 彩藤アザミ|新潮社
- 彩藤アザミ (@zamiside) - X(旧Twitter)