尾崎熊野神社

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尾崎熊野神社
所在地 東京都杉並区成田西3-9-5
主祭神 五十猛命大屋都比賣神抓津姫命
創建 鎌倉時代
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尾崎熊野神社(おざきくまのじんじゃ)は、東京都杉並区成田西にある神社[1]

由緒[編集]

当神社は別当寺であった宝昌寺境内から出土した板碑などによると、鎌倉時代末期に鎌倉から移住してきた武士が、紀州熊野権現をこの地へ勧請したのに基づくと言われている。境内にそびえるクロマツの大木は、当神社の御神木で、樹齢約400年と言われ、杉並区指定天然記念物にも指定されている巨木である。

また境内は「尾崎熊野遺跡」という考古遺跡でもあり、縄文時代から古墳時代までの土器石器が出土している[2]

境内社[編集]

  • 稲荷社
  • 猿田彦社
  • 御嶽社

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典13 東京都』角川書店、1978年、887頁
  2. ^ 杉並郷土史会著、東京にふる里をつくる会編『杉並区の歴史 (東京ふる里文庫12)』名著出版、1978年、237-238p

参考文献[編集]

  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典13 東京都』角川書店、1978年
  • 杉並郷土史会著、東京にふる里をつくる会編『杉並区の歴史 (東京ふる里文庫12)』名著出版、1978年