宮本正明

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宮本 正明
基本情報
本名 宮本 正明(みやもと まさあき)
通称 ミスターセコンド
階級 ヘビー級K-1
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1968-09-19) 1968年9月19日(55歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府
スタイル キックボクシング
プロキックボクシング戦績
総試合数 10
勝ち 3
KO勝ち 2
敗け 7
引き分け 0
無効試合 0
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宮本 正明(みやもと まさあき、1968年9月19日 - )は、日本男性キックボクサー大阪府吹田市出身。身長193cm、体重96kg。正道会館を経てフリーランス

来歴[編集]

沖縄県琉球ボクシングジムK-1選手のボクシング・トレーナーとして有名な元WBA世界スーパーライト級チャンピオン平仲信明の元でトレーニングに励み、1996年5月6日、K-1 GRAND PRIX '96のスペシャル・ワンマッチでK-1デビューを果たす。

1997年10月には群馬県高崎市に「SEIDO群馬K-1ジム」を開き、正道会館では群馬支部の支部長を務めた。

2000年5月28日、K-1 SURVIVAL 2000で天田ヒロミと対戦。自ら放ったローキックで骨折、KO負け。

2000年以降は7年間で2試合とリングから遠ざかっており、ボブ・サップがデビューした2002年からはサップのチームの一員のセコンドとしてK-1に登場していた。

2年ぶりの試合となった2004年3月14日、K-1 BEAST 2004のクリフ"ツインタイソン"コーザー[1]戦では、判定勝ち。

人物[編集]

  • K-1ファイターの後輩からも絶大な信頼を持たれる兄貴的存在であった。武蔵ボブ・サップのセコンドなど、ミスターセコンドとの異名をとる。スパーリングでアーネスト・ホーストを倒す大型新人デビューと騒がれ、紹介された宮本の顔を見た記者に「あのミスターセコンドか」と言われる程のK-1では有名人であった。
  • 総合格闘家プロレスラーエンセン井上とは仲がよく、宮本もエンセンが所属する「PUREBRED大宮」の選手に打撃コーチやアドバイスを行っていた。現在はタレント、俳優、政治活動や講演活動をしている。

ファイトスタイル[編集]

  • 得意技は右ストレート。テレビでは「熱血ハードパンチャー」と紹介されていた。
  • K-1最短13秒のKO記録を持つ[2]

戦績[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
クリフ"ツインタイソン"コーザー 3R終了 判定3-0 K-1 BEAST 2004 〜新潟初上陸〜 2004年3月14日
× ノブ・ハヤシ 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2002 in FUKUOKA 2002年7月14日
× 天田ヒロミ 1R 2:19 KO(右脛骨折) K-1 SURVIVAL 2000
【JAPAN GP 2000 1回戦】
2000年5月28日
× ヴィサム・フェイリー 3R終了 判定0-3 K-1 RISING 2000 2000年1月25日
× ノブ・ハヤシ 1R 1:48 KO(パンチ連打、2ノックダウン) K-1 SPIRITS '99
【K-1 JAPAN GP '99 1回戦】
1999年8月22日
ラス・ホワイト 2R 2:45 KO(右フック) K-1 RISING SUN '99 1999年2月3日
× アンディ・フグ 1R 2:50 KO(左バックハンドブロー) K-1 JAPAN '98 〜神風〜 1998年10月28日
× スタン・ザ・マン 3R 2:55 TKO(左フック) K-1 STAR WARS '96 1996年10月18日
× デニス・アレクシオ 6R 1:01 TKO ISKA タイトルマッチ(ハワイ州ホノルル) 1996年8月17日
アイアン・ロニー 1R 0:13 KO(右ストレート) K-1 GRAND PRIX '96 決勝戦 1996年5月6日

獲得タイトル[編集]

  • 1994 全日本サバキ空手道選手権 無差別級 優勝

出演作品[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ K-1発表によると元ボクシング世界王者マイク・タイソンの腹違いの弟。
  2. ^ ミドル級70kg契約のK-1 WORLD MAXシリーズではレミギウス・モリカビュチスが8秒のKO記録を持つ。
  3. ^ この番組の出演のために25kgのダイエットをした。