コンテンツにスキップ

学則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

学則(がくそく)とは、学校の在籍者修学上必要な事項を定めた規則のことである。

概要

[編集]

日本において、学則中に、少くとも、記載しなければならない事項については、学校教育法施行規則昭和22年文部省令第11号)の第4条第1項の各号に次に掲げる通り定められている。

  1. 修業年限学年学期および授業を行わない休業日)に関する事項
  2. および課程組織に関する事項
  3. 教育課程および授業日時に関する事項
  4. 学習評価および課程修了認定に関する事項
  5. 収容定員および職員組織に関する事項
  6. 入学退学転学休学および卒業に関する事項
  7. 授業料入学料その他費用徴収に関する事項
  8. 賞罰に関する事項
  9. 寄宿舎に関する事項

また、学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)の第4条第2項においては、「通信制の課程」を置く「高等学校」「中等教育学校後期課程」について、学則中に、次の事項も記載しなければならないと定められている。

  1. 通信教育を行う区域に関する事項
  2. 通信教育について協力する高等学校に関する事項

関連項目

[編集]