加藤艮六

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加藤 艮六(かとう こんろく、1911年明治44年)2月21日[1] - 2002年平成14年)5月8日[2])は、日本医師伊勢市長(3期)。

経歴[編集]

大分県出身[2]1934年(昭和9年)日本医科大学[1]京都大学耳鼻咽喉科教室を経て[2]日本赤十字社三重支部山田病院に勤務し、同病院副院長兼耳鼻咽喉科長などを務める[1]1972年(昭和47年)5月、伊勢市長選挙に当選、老人医療費無料化を実現させた[1]。市政では医療、福祉面での政策に力を入れ、市内の小中学校の鉄筋化、清掃工場の建設、スポーツ施設の整備などあらゆる政策を遂行した。さらにモットーである「市民のための市政」を推進し、産業、教育、福祉の充実に力点を置いた[1]1984年(昭和59年)5月に市長を退任[1]。2002年死去。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 『日本の歴代市長 第2巻』637頁
  2. ^ a b c 『現代物故者事典 2000~2002』171頁。

参考文献[編集]

  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長 第2巻』歴代知事編纂会、1983年。
  • 『現代物故者事典 2000~2002』日外アソシエーツ、2003年。