剣山の大蛇
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剣山の大蛇(つるぎさんのだいじゃ)は、徳島県にある剣山周辺に生息するとされる未確認生物(UMA)[1]。
概要
[編集]1973年の5月、剣山山麓の美馬郡穴吹町(当時。現在は美馬市)の山中で町議会議員らが山仕事中に、全長約10メートル余り、直径30センチメートルほどの大蛇を目撃し[2]、報告を受けた町役場などが周囲を捜索したところ、その大蛇が通った跡のようなものが発見されたという[3]。
近隣の旧家に大蛇の頭蓋骨とされる骨が保存されているというエピソードは存在するものの[4]、具体的な目撃例はこの一件のみである[5]。
また、剣山のふもとに住んでいた男が大蛇に出会い、見事退治したが男はそのあと死んでしまい、周りの人が大蛇の恨みと考えたらしい[6]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 羽仁礼 2001, p. 162.
- ^ 宇留島進 1993, p. 237.
- ^ 伊藤龍平 2010, p. 126.
- ^ 未確認生物ミステリー研究会 2014, p. 276.
- ^ ArakawaBooks 2017, p. 61.
- ^ TAKEHORA, Masaru (1973). Igaku Toshokan 20 (4): 293–297. doi:10.7142/igakutoshokan.20.293. ISSN 0445-2429. http://dx.doi.org/10.7142/igakutoshokan.20.293.
- ^ 石川純一郎 1985, p. 250.
参考文献
[編集]- 石川純一郎 (1985). 新版河童の世界. 時事通信社. p. 250. ISBN 9784788785151
- 宇留島進 (1993). 日本の怪獣・幻獣を探せ!. 広済堂出版. p. 237-240. ISBN 9784331651827
- 羽仁礼 (2001). 超常現象大事典. 成甲書房. p. 162. ISBN 9784880861159
- 伊藤龍平 (2010). 江戸幻獣博物誌 妖怪と未確認動物のはざまで. 青弓社. p. 126. ISBN 9784787220400
- 未確認生物ミステリー研究会 (2014). UMA未確認生物大図鑑. 西東社. p. 276. ISBN 9784791622153
- ArakawaBooks (2017). That's 雑学11. ArakawaBooks. p. 276. ASIN B07172YD2X
- 大迫力!UMA大図鑑