函館市交通局700形電車
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函館市交通局700形電車 | |
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基本情報 | |
製造所 | 新潟鐵工所 |
主要諸元 | |
軌間 | 1372 mm |
電気方式 | 直流 600 V |
車両定員 | 80名(座席28名) |
車両重量 | 15.0t |
車体長 | 11,610 mm |
車体幅 | 2,336 mm |
車体高 | 3,180 mm |
台車 | 住友FS77 |
主電動機 | 37.0kW×2 |
駆動方式 | 吊り掛け式 |
歯車比 | 62:15 |
函館市交通局700形電車(はこだてしこうつうきょく700かたでんしゃ)は、1957年(昭和32年)に登場した函館市交通局(函館市電)の路面電車である。
概要
[編集]1957年3月に701 - 705の5両が導入された。
運転窓は変則2枚窓であったが、後述するワンマン化改装により形状が変化した。騒音対策として電動機部分に防音ギアを採用したほか、車輪に関しても弾性車輪を採用していたが、保守性に難点があった。
ワンマン化による車体改造
[編集]1969年に全車ワンマン化された。運転窓が固定化されたが、後年登場した1000形とは異なり、運転台への通風用を兼ねた窓が設けられたが、同時に死角も生まれてしまった。方向幕は小型のままであった。
運用
[編集]700形の設計に東京都電8000形を加味して設計された710形や800形の導入などもあり、保守性の劣る700形は次第に予備車となっていった。
廃車
[編集]1973年10月に5両全てが廃車された。現存車はない。
参考文献
[編集]- 世界の鉄道 1964年版 朝日新聞社 1963年