内藤茂
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内藤 茂(ないとう しげる、1929年8月5日 ‐ 没年月日不詳)は、日本の在野の日本語学者・日本文学者。八丈方言・和歌を専門とする。
経歴
[編集]- 1929年8月5日、東京都江東区で出生。
- 國學院大學文学部文学科卒業。
- 東京都府中市立府中第一中学校・同第四中学校・渋谷区立上原中学校教諭。
- 世田谷区立千歳中学校教頭。
- 1979年3月20日時点、東京都八丈島八丈町立末吉中学校校長。(末吉・洞輪沢・友喜荘[1]に長期滞在)
- 1979年4月1日、練馬区立北町中学校[2]校長。
- 1981年3月31日、同退職。
- 1985年1月10日時点、國學院大學文学部講師・日本歌謡学会会員。
- 1991年8月時点、國學院大學文学部講師・神明社宮司。
- 2004年9月26日時点、講演会「暮らしの歳時記〜年末年始の行事について」[3][4]にて講師をつとめる。
- ※この時点では肩書が「前國學院大學講師」となっているので國學院大學文学部講師は退職している。
著書など
[編集]- (1979.03.20)『八丈島のショメ節』『八丈島の方言』自家版
- (1981)「八丈島の巻 哀切の情―おもうわよーい―」『言語生活』359
- (?)『木曽おどりのうた』(※内藤茂(1985)に記載あり、自家版か)
- (1985.01.10)『古語に遊ぶ(一)―八丈島方言を中心として―』自家版
- (1987)『古語に遊ぶ(二)―八丈島の方言・習俗を中心として―』(自家版か)
- (1991.08)『藤樹山荘の万葉草花』プリント、藤樹山荘[5][6]
- (2001-2003)「島にある万葉植物(1)-(20)」『南海タイムス』[7]第3009-3120号
- (01)「万葉集にでてくる植物」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010302.html
- (02)「椿油として使ったヤブツバキ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010316.html
- (03)「食物を乗せるのに使われたアカメガシワ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010420.html
- (04)「キセル見立てられたナンバンギセル」;http://www.nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010518.html
- (05)「時鳥を引き立てたウツギ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010601.html
- (06)「ガクアジサイ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010615.html
- (07)「ガクアジサイ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010622.html
- (08)「イモ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010727.html
- (09)「???」;
- (10)「マンジュシャゲ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji010921.html
- (11)「葛粉を作ったクズ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji011109.html
- (12)「鬘(かづら)に掛けたヒカゲノカズラ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji01/kiji011214.html
- (13)「神の降臨を待つ意のマツ」;http://www.nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji02/kiji020101.html
- (14)「神前にも供えられたシキミ」;http://www.nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji02/kiji020125.html
- (15)「染色に使われたハンノキ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji02/kiji020419.html
- (16)「屋根などに着生「ノキシノブ」」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji02/kiji020621.html
- (17)「テイカカズラ」;http://www.nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji02/kiji020802.html
- (18)「春の七草 セリ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji03/kiji030101.html
- (19)「「着き草」からツユクサに」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji03/kiji030425.html
- (20)「海辺に咲く白い花 ハマユウ」;http://nankaitimes.com/2009from2001/kiji/kiji03/kiji030711.html
脚注
[編集]- ^ http://www.yuki-maru.com/menu.html
- ^ http://www.kitamachi-j.nerima-tky.ed.jp/syoukai/ennkaku.htm
- ^ http://www.city.fuchu.tokyo.jp/koho/h16kouho/files/040921kouho.pdf
- ^ https://web.archive.org/web/20050615024932/http://homepage3.nifty.com/hachioji-bunren/prof.html
- ^ http://www4.nasuinfo.or.jp/~nasu-odani/
- ^ 「学生時代から『万葉集』の全注釈をしてみたいと考え続けてきた。やっと数年前から世田谷の古典講読会で何年かかるかは別として息の長い勉強をしてみようということから『万葉集全注釈』に取り組んできた。」「たまたま那須の地に山荘を得たことから『万葉集』に出てくる草木を集めてみようと思い立った。」「毎年出入りの庭師に頼んで農家から苗を貰ってもらい、ささやかながら田植えをし秋には収穫したものを本務社の神嘗祭・新嘗祭に使ったりできたことは何とも嬉しいことであった。」「ついでに集めた草木について、俳句・短歌・詩・古文の中に読み込まれているものを名称として標識を立てた。いうならば文学的植物園である。」
- ^ http://nankaitimes.com/2009from2001/index.html
関連項目
[編集]- 晴山福一郎-義父(妻の実父)