全日本高校・大学ダンスフェスティバル
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全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)(All Japan Dance Festival-KOBE、略称:AJDF)は、日本女子体育連盟、神戸市及び神戸市教育委員会が主催し、高等学校、大学及び短期大学に在籍する生徒、学生を対象とした全国規模の創作ダンス競技会である。1988年を第1回として、以来毎年8月に兵庫県神戸市の神戸文化ホールで開催される。
大会ルール
[編集]大会は創作コンクール部門と参加発表部門に分かれる。創作コンクール部門は規定の6分を超えると失格となり、また未発表の創作ダンスのみとなる。最優秀校への文部科学大臣賞のほか、優秀校にNHK賞、日本女子体育連盟理事長賞、神戸市長賞、奨励賞、特別賞、審査員賞などが贈られる。
歴代文部科学大臣賞受賞校
[編集]年度 | 回 | 高校 | 大学 |
---|---|---|---|
1988 | 1 | 九州女子高等学校 | 日本女子体育大学 |
1989 | 2 | 九州女子高等学校 | 日本体育大学 |
1990 | 3 | 北鎌倉女子学園高等学校 | 日本女子体育大学 |
1991 | 4 | 北鎌倉女子学園高等学校 | お茶の水女子大学 |
1992 | 5 | 九州女子高等学校 | 筑波大学 |
1993 | 6 | 沖縄県立読谷高等学校 | 東京女子体育大学 |
1994 | 7 | 沖縄県立読谷高等学校 | 筑波大学 |
1995 | 8 | 沖縄県立読谷高等学校 | 愛媛大学 |
1996 | 9 | 佐賀県立鳥栖商業高等学校 | お茶の水女子大学 |
1997 | 10 | 北鎌倉女子学園高等学校 | お茶の水女子大学 |
1998 | 11 | 北鎌倉女子学園高等学校 | 日本体育大学 |
1999 | 12 | 九州女子高等学校 | お茶の水女子大学 |
2000 | 13 | 北鎌倉女子学園高等学校 | 大東文化大学 |
2001 | 14 | 九州女子高等学校 | 筑波大学 |
2002 | 15 | 国際基督教大学高等学校 | 筑波大学 |
2003 | 16 | 北鎌倉女子学園高等学校 | 筑波大学 |
2004 | 17 | 新潟県立新潟中央高等学校 | 筑波大学 |
2005 | 18 | 日本女子体育大学附属二階堂高等学校 | お茶の水女子大学 |
2006 | 19 | 神戸野田高等学校 | 筑波大学 |
2007 | 20 | 埼玉栄高等学校 | 筑波大学 |
2008 | 21 | 立教女学院高等学校 | 岡山大学 |
2009 | 22 | 立教女学院高等学校 | 日本女子体育大学 |
2010 | 23 | 福岡大学附属若葉高等学校 | 筑波大学 |
2011 | 24 | 福岡大学附属若葉高等学校 | 日本女子体育大学 |
2012 | 25 | 神戸野田高等学校 | 埼玉大学 |
2013 | 26 | 神奈川県立大和高等学校 | 筑波大学 |
2014 | 27 | 日本女子体育大学附属二階堂高等学校 | 埼玉大学 |
2015 | 28 | 新潟明訓高等学校 | 筑波大学 |
2016 | 29 | 神戸野田高等学校 | 筑波大学 |
2017 | 30 | 日本女子体育大学附属二階堂高等学校 | お茶の水女子大学 |
2018 | 31 | 光ヶ丘女子高等学校 | 筑波大学 |
2019 | 32 | 日本女子体育大学附属二階堂高等学校 | 筑波大学 |
2021 | 33 | 日本女子体育大学附属二階堂高等学校 | 筑波大学 |
2022 | 34 | 福岡大学附属若葉高等学校 | 天理大学 |
2023 | 35 | 帝塚山学院高等学校 | 埼玉大学 |
その他
[編集]毎大会の運営を支援する「サポちゃんズ」と呼ばれる大会出場経験者による大会支援集団(ボランティアチーム)が存在する。正式名称は「AJDFサポーターズ倶楽部」である。
1995年の第8回のみ、阪神・淡路大震災で神戸市が被災したため、東京で開催された。
2011年の第24回は、今までの大会中、最長期間の8月7日 - 10日と4日間にて開催された。また最終日の各受賞校による特別プログラム(受賞作品上演)では、初となる映像中継(パブリックビューイング)による観覧席(中ホール)も用意された。
大会ダイジェストは、毎年9月ごろに(2020年は除外)Eテレで放送されており、ナビゲーターとして、過去に同大会に出場経験のある土屋太鳳がナレーション出演(2021年〜)をしている。
2020年は新型コロナウィルス感染症流行拡大のため、オンラインダンスフェスティバルとして開催された[1]。
脚注
[編集]- ^ 大会記録 | 全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸) 2024年7月20日閲覧。