入澤まい

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入澤 まい
Mai Irisawa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-06-02) 1999年6月2日(24歳)
出身地 日本の旗 埼玉県三郷市
ラテン文字 Mai Irisawa
身長 188cm
体重 73kg
血液型 O型
選手情報
所属 日立Astemoリヴァーレ
背番号 14
愛称 マイ
ポジション MB
指高 245cm
利き手
スパイク 309cm
ブロック 296cm
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入澤 まい(いりさわ まい、1999年6月2日 - )は日本バレーボール選手である。V.LEAGUE DIVISION1の日立Astemoリヴァーレに所属している。

来歴[編集]

埼玉県三郷市出身。実父は192cm、実母は170cmの高身長[1]。また実父は高校生当時バレーボールの選手で、実母もママさんバレーを少しだけやっていたというバレーボールDNAを持ち、まいは両親に進められて小学2年からバレーボールを始めた。 小学校6年生時には170cmに到達。 高校卒業までに188cmまで伸びた。 競技特性上、その恵まれた身長故に徐々に期待の目が向けられ、注目選手としてバレー界に存在が広まっていった。[1]

三郷市立彦糸中学校在校中の2014年(中学3年時)には、全日本中学選抜チームのメンバーに選出される[1][2]。同年の第28回全国都道府県対抗中学バレーボール大会には埼玉選抜のメンバーとなり、ベスト8に食い込む健闘をみせてオリンピック有望選手に選出された その後、オールスタードリームマッチに中学生が4人選ばれ、その中の1人に入った。[3][4]

高校は地元埼玉県の強豪校である春日部共栄高等学校に進学。 怪我や体調不良などに苦しみながらも入部から引退までの3年間絶対的エースを務め続けた。 高校3年時のインターハイには男女でアベック出場を果たした。 その後国体の埼玉県選抜に選ばれ、えひめ国体では埼玉県少年女子バレー部門では初となるベスト4進出。 3位決定戦で破れたものの4位という成績に大きく貢献した。 3年間で1度も春高に出場することは出来なかったが、最終成績は埼玉県2位。 さらに、それまでの活躍が評価され「埼玉県優秀選手賞」を受賞した[5]

2017年8月の高校生選抜のメンバーとなりタイ遠征に参加、中心メンバーとして活躍した。 中学生3年生から高校2年生まで3年連続でオールスタードリームマッチに選出された[6]

2017年12月13日、V・プレミアリーグの日立リヴァーレ(現・日立Astemoリヴァーレ)は入澤ら4選手の入団内定を発表[7]。年明けのVレギュラーラウンド・対上尾メディックス(現・埼玉上尾)戦にスタメンとして起用され、8得点(アタック6点、ブロック2点)をあげてプレミアデビューを飾った[8]。 2018年9月にタイナコンラチャシマで開催された第6回アジアカップ・バレーボール選手権に出場。U23の14人に選ばれて、準優勝という素晴らしい成績を収め、日本勢初となる銀メダルを獲得した。 2019年8月に行われたアジア選手権にも日本代表Bとして出場。 フル代表で挑んでいたタイや韓国を破り優勝。 アジアチャンピオンとなり金メダルを獲得した。

2019年度のバレーボール日本女子代表に初選出され、続けて2020年度の登録メンバーにも入り、2年連続での選出となった。 2020年8月に行われた日本代表リモートマッチにも出場した[9]

2023年、日本代表登録メンバーに選出された[10]

球歴[編集]

所属チーム履歴[編集]

受賞歴[編集]

個人成績[編集]

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[12]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2017/18 日立 3 5 12 6 50.0% % 2 0.40 12 0 % -8.3% 2 0.0% 8 内定選手
2018/19 % % % % %

脚注[編集]

  1. ^ a b c 「月刊バレーボール」2015年2月号 95ページ
  2. ^ 2014年12月22日 女子バレーボール 入澤まいさん 表敬訪問”. 三郷市. 2018年1月16日閲覧。
  3. ^ 「月刊バレーボール」2015年5月号 63ページ
  4. ^ 入澤選手 JOCカップで活躍”. 三郷市教育委員会-三郷市立彦糸中学校. 2018年1月16日閲覧。
  5. ^ 第14回「スポーツ選手支援事業」支援対象者”. 上月財団. 2018年1月16日閲覧。
  6. ^ 「月刊バレーボール」2017年7月号 123ページ
  7. ^ 内定選手のお知らせ”. 日立リヴァーレ. 2018年1月10日閲覧。
  8. ^ 試合結果速報”. Vリーグ機構. 2018年1月10日閲覧。
  9. ^ Yahoo!ニュース
  10. ^ 2023年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2023年3月28日閲覧。
  11. ^ 歴史に残る激闘のファイナル制しNECが優勝”. V.LEAGUE (2023年4月22日). 2023年4月30日閲覧。
  12. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2018年8月21日閲覧。

外部リンク[編集]