佐藤公久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐藤 公久(さとう きみひさ、1937年(昭和12年)2月22日 - )は日本の経済産業評論家。元三菱総合研究所常務、元日本大学商学部教授。株式会社システム ブレーン所属。千葉県成田市出身。

来歴[編集]

  • 1959年早稲田大学政治経済学部卒業後、(財)三菱経済研究所に入所。
  • 1970年、(株)三菱総合研究所に移籍。取締役・社会開発部長・常務取締役・顧問・客員研究員、1996年に上席研究理事、1998年に顧問就任を経て、2002年、社友に就任し、2007年3月に定年退職。
  • 「先見力こそ経営トップの最大の資源である。変化する、生きた現実の経済から実証的に得られたフレーム・ワークを持ち、幾つかの条件を加えて、自らの頭で構築する予測フレームとその実用術こそ必要である」と強調し、「経済評論家の意見を鵜呑みにしたのでは、正しい予測値を作り出すことはできない」と、今日まで一貫してその姿勢を貫き「佐藤式予測術」と評されるノウハウを体得する。
  • 1999年から日本大学商学部教授を務めたが、2007年に定年退職。その後も同大学同学部非常勤講師として景気循環論・経済成長論・産業組織論・現代日本産業論を担当している。また専任教授時代には、同大学大学院商学研究科ビジネス・コースにて特殊講義(現代日本産業論)を兼担していた。

研究分野[編集]

著書[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]