人生論ノート

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『人生論ノート』（じんせいろんノート）は、三木清によって著された書籍。1941年に刊行された。

概要[編集]

1937年に冒頭の一章が発表される[1]。その後、1938年から1941年6月まで雑誌『文學界』に『人生論ノート』の副題をつけて連載された。そののち連載21篇に加えて『旅について』、『個性について』、『後記』が追加され[2]1941年8月に創元社より出版される[3][4]。以降2022年時点で200万部を越えるベストセラーとなった[2]。

2017年4月3日放送の100分de名著では、本書がテーマとなった[1]。

構成[編集]

  1. 死について[5]
  2. 幸福について[6]
  3. 懐疑について[7]
  4. 習慣について[8]
  5. 虚榮について[9]
  6. 名誉心について[10]
  7. 怒について[11]
  8. 人間の條件について[12]
  9. 孤獨について[13]
  10. 嫉妬について[14]
  11. 成功について[15]
  12. 瞑想について[16]
  13. 噂について[17]
  14. 利己主義について[18]
  15. 健康について[19]
  16. 秩序について[20]
  17. 感傷について[21]
  18. 假説について[22]
  19. 僞善について[23]
  20. 娯楽について[24]
  21. 希望について[25]
  22. 旅について[26]
  23. 個性について[27]
  24. 後記[28]

脚注[編集]

  1. ^ a b “名著64 「人生論ノート」”. 100分 de 名著. 2022年8月23日閲覧。
  2. ^ a b “難解すぎる？名著「人生論ノート」の魅力探る たつの出身、哲学者・三木清のベストセラー”. 神戸新聞. (2022年7月21日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202207/0015489166.shtml 2022年8月23日閲覧。 
  3. ^ 三木 1984, p. 496-497.
  4. ^ 人生論ノート - 国立国会図書館サーチ
  5. ^ 三木 1984, p. 195-203.
  6. ^ 三木 1984, p. 204-212.
  7. ^ 三木 1984, p. 213-221.
  8. ^ 三木 1984, p. 222-231.
  9. ^ 三木 1984, p. 232-238.
  10. ^ 三木 1984, p. 239-245.
  11. ^ 三木 1984, p. 246-253.
  12. ^ 三木 1984, p. 254-260.
  13. ^ 三木 1984, p. 261-265.
  14. ^ 三木 1984, p. 266-271.
  15. ^ 三木 1984, p. 272-277.
  16. ^ 三木 1984, p. 278-283.
  17. ^ 三木 1984, p. 284-289.
  18. ^ 三木 1984, p. 290-295.
  19. ^ 三木 1984, p. 296-302.
  20. ^ 三木 1984, p. 303-309.
  21. ^ 三木 1984, p. 310-316.
  22. ^ 三木 1984, p. 317-322.
  23. ^ 三木 1984, p. 323-328.
  24. ^ 三木 1984, p. 329-335.
  25. ^ 三木 1984, p. 336-341.
  26. ^ 三木 1984, p. 342-349.
  27. ^ 三木 1984, p. 350-360.
  28. ^ 三木 1984, p. 361-362.

参考文献[編集]

  • 三木清『人生論ノート』（第2版）岩波書店〈三木清全集〉、1984年5月6日。 

外部リンク[編集]

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