コンテンツにスキップ

下神明天祖神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天祖神社


鳥居

地図
所在地 東京都品川区二葉1-3-24 [1]
位置 北緯35度36分24.2秒 東経139度43分34.8秒 / 北緯35.606722度 東経139.726333度 / 35.606722; 139.726333座標: 北緯35度36分24.2秒 東経139度43分34.8秒 / 北緯35.606722度 東経139.726333度 / 35.606722; 139.726333
主祭神 天照大神応神天皇天児屋根命[1]
社格村社
創建 不明
別名 下神明天祖神社、神明宮
例祭 9月中旬
テンプレートを表示

下神明天祖神社(しもしんめいてんそじんじゃ)は、東京都品川区二葉にある神社。登記上の宗教法人名称は天祖神社(てんそじんじゃ)。旧下蛇窪村鎮守。

鳥居
拝殿
稲荷神社
手神水舎

由緒

[編集]

創建に関しては明らかになっていないが、文献では江戸幕府六代将軍・徳川家宣の時代以前から鎮座していたという[注釈 1]

その後、蛇窪村(江戸時代の当地の地名)が上蛇窪村と下蛇窪村に分かれた正保年間(1644年から1647年)に、天祖神社が下神明天祖神社と近隣の蛇窪神社(上神明天祖神社)とに分かれたとされているのが有力な説であるが、その時期などに関しても確実な記録がない。

また、最寄駅である東急大井町線下神明駅は、当神社が名の由来となっている。

境内社

[編集]
  • 稲荷神社

年中行事

[編集]
  • 歳旦祭 - 1月1日(元旦)午前0時[2]
  • 節分祭 - 2月3日午後4時
  • 初午祭 - 2月最初の午の日
  • 紀元祭 - 2月11日建国記念の日
  • 祈年祭 - 2月17日
  • 御田植祭 - 5月連休最終日午前11時
  • 夏越大祓 - 6月30日午後7時
  • 形代流神事 - 毎年7月初め
  • 抜穂 - 毎年9月例祭前
  • 例祭(例大祭) - 9月中旬
  • 新嘗祭 - 11月23日
  • 天長祭 - 12月23日
  • 年越大祓 - 12月30日午後7時
  • 除夜・御焚上祭 - 12月31日午後11時40分
  • 月次祭 - 毎月1日・15日朝7時(1月を除く)

アクセス

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 下神明天祖神社では創建に関しては不詳としているが、元は同一社だったといわれている近隣の上神明天祖神社が示している昔から言われているとされる説では、言い伝えによると鎌倉時代文永八年(1271年)に北条重時の五男・時千代が、仏門に入り法圓上人となり、大森(現在の大田区)に厳正寺を開き、その家臣が蛇窪(現在の当地付近)に住み着いた。後の元亨2年(1333年)に厳正寺の僧侶が池の竜神雨乞いの祈願したところ、慈雨が降ってきたのでそれに感激した時千代の旧臣らが当地にも神社を勧進し祀ったというのが始まりであるという。

出典

[編集]
  1. ^ a b 東京都神社庁.
  2. ^ http://shimo-shinmei.jp/yuisyo 年中行事

関連文献

[編集]

関連項目

[編集]
  • 蛇窪神社(上神明天祖神社) - 旧上蛇窪村鎮守。近世以降、法的には無関係。

外部リンク

[編集]