ローレンス・イラガン
ローレンス・イラガン Lourence Ilagan | |
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人物情報 | |
フルネーム | Lourence Gregorio Ilagan |
愛称 | The Gunner |
生誕 |
1978年2月11日(46歳) フィリピン・マニラ |
居住地 |
リサール州カインタ フィリピン |
ダーツ選手情報 | |
活動期間 | 1993 |
ダーツ | Monster Gunner (18g Soft / 20g Steel) |
利き手 | 右 |
入場曲 | 『スパイ大作戦』のテーマ by ラロ・シフリン |
入会組織 (分裂騒動参照) | |
BDO | 2000-2011 |
PDC | 2012- |
現世界ランク | |
BDOメジャー - 最高成績 | |
ワールドマスター | Semi-finals: 2009 |
PDCプレミアイベント - 最高成績 | |
世界選手権 | Last 64: 2013, 2023 |
他トーナメント勝利 | |
トーナメント | 年 |
香港オープン マレーシアオープン マニー・パッキャオ[注 7] PDCアジア マカオ PDCアジア マレーシア PDCアジア フィリピン PDCアジア 台北 PDCアジア 神戸 PDCアジア 香港 PDCフィリピン予選 フィリピンカップ フィリピン国際オープン フィリピンマスターズ THE WORLD STAGE1 THE WORLD STAGE3 THE WORLD GRAND FINAL THE WORLD STAGE5 THE WORLD STAGE7 THE WORLD STAGE6 |
2013 2015 2009 2018 (x2) 2018 2018, 2019 2019 2023 2023 2012 2011 2010 2011 2015[注 1] 2013[注 2] 2013[注 3] 2012[注 4] 2012[注 5] 2013[注 6] |
2019-11-09現在 |
ローレンス・イラガン(Lourence Ilagan、1978年2月11日 - )は、フィリピンのダーツプレイヤー。
経歴
[編集]イラガンはWDF アジア・パシフィックカップにおいて、2000年と2006年の2回、準々決勝に進出している[1][2]。 また、2008年のマレーシアオープン[3]、2006年と2007年のフィリピンオープンでは準優勝を果たした[4][5]。2009年のPDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにはフィリピン国内での予選で優勝し出場を決めたが[6]、予選ラウンドでフィンランドのマルコ・カンテレに5–2で敗れた[7]。
2009年にはワールド・マスターズに出場し、準優勝した。ベスト16でスコット・ウェイツに3-2で、準々決勝でスティーブ・ウエストに3-2で勝利したが、準決勝でロビー・グリーンに6-3で敗れた[8]。
2012年のPDC ワールド・カップにはクリスチャン・ペレスとフィリピン代表として出場したが、第1ラウンドでアメリカ代表に5-3で敗れた[9]。
2012年10月に行われた2013年のPDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップのフィリピン予選では優勝し、本戦への出場を決めた[10]。
予選ラウンドではジェイミー・ルイスに1-3と追い詰められながら4-3で逆転勝利した[11]。第1ラウンドではコリン・オズボーンと対決し、冷静なフィニッシュも印象に残したが、0-3で敗れた[12]。
2013年のワールドカップにもフィリピン代表としてペレスと出場する予定だったが、渡航上の問題で出場辞退し、代わりにイタリア代表が出場した[13] 。同年11月の香港オープンでは、決勝でエドワード・サントスを下し、優勝した[14]。
香港で行われたTHE WORLD 2013 GRAND FINALでは、準々決勝でスティーブン・バンティングに、準決勝でランディー・ヴァン・デュールセンに勝利。決勝ではペレスに4-1で勝利し優勝を飾り、100万香港ドル(日本円で約1300万円)の賞金を手にした[15][16]。イラガンは「優勝の鍵は1日8時間の練習である」と語った[17]。上海で行われたTHE WORLD 2014 STAGE 3 CHINAでは準決勝で敗退した[18][19]。
マカオで行われたTHE WORLD 2015 STAGE 1 Macauではパク・ヒョンチョルを破って優勝した[20][21]。同年のワールドカップにはギルバート・ウランと組み出場したが、第1ラウンドでベルギーに5-1で敗れた[22] 。マレーシアオープンでは赤松大輔に勝利し優勝[23]。2016年のワールド・ダーツ・チャンピオンシップの出場権獲得を目前としたが、フィリピン予選の決勝でアレックス・タガラオに3-2で敗れた[24]。
2018年から始まったPDCアジアンツアーにも参戦している。
2018年の大会では、マカオで行われたステージ3および4[25]、クアラルンプールで行われたステージ8[26]、地元であるマニラで行われたステージ11で優勝[27]、台北で行われたステージ10では準優勝した[28]。年間ランキングを2位とし、2019年のワールド・ダーツ・チャンピオンシップへの出場を決めた[29]。しかし、第1ラウンドでヴィンセント・ファン・デル・フォールトに1-3で敗れた[30]。
2019年の大会では、パロで行われたステージ6[31]、台北で行われたステージ7および8で優勝[32][33]、シンガポールで行われたステージ12で準優勝した[34]。年間ランキングを1位とし、2020年のワールド・ダーツ・チャンピオンシップへの出場を決めた[35]。
ワールド・チャンピオンシップの成績
[編集]PDC
[編集]- 2009年: 予選ラウンド (2 - 5 [leg] マルコ・カンテレに敗北)
- 2013年: 第1ラウンド (0 - 3 コリン・オズボーンに敗北)
- 2019年: 第1ラウンド (1 - 3 ヴィンセント・ファン・デル・フォールトに敗北)
- 2020年: 第1ラウンド (2 - 3 クリスト・レイエスに敗北)
- 2021年: 第1ラウンド (1 - 3 ライアン・マレーに敗北)
- 2022年: 第1ラウンド (0 - 3 レイモンド・ファン・バルネフェルトに敗北)
- 2023年: 第2ラウンド (0 - 3 ディミトリ・バン・デン・バーグに敗北)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “2000 WDF Asia-Pacific Cup Singles Results”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月7日閲覧。
- ^ “2006 WDF Asia-Pacific Cup Singles Results”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月7日閲覧。
- ^ “2008 Malaysian Open Player Prize Money”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月7日閲覧。
- ^ “2006 Philippines Open Player Prize Money”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月7日閲覧。
- ^ “2007 Philippines Open Player Prize Money”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月7日閲覧。
- ^ “Ilagan To Represent Philippines”. planetdarts.tv. 2008年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月8日閲覧。
- ^ “World Championship Day Four”. planetdarts.tv. 2008年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月8日閲覧。
- ^ “2009 World Masters Results”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “Cash Converters World Cup RD1”. PDC (3 February 2012). 6 February 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。3 February 2012閲覧。
- ^ “2012 PDC World Philippines Qualifying Event Player Prize Money”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “2013 PDC World Philippines Qualifying Event Player Prize Money”. Darts Database. 14 December 2012閲覧。
- ^ “Ladbrokes WDC Day Five”. PDC. 31 December 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。18 December 2012閲覧。
- ^ “Italy To Replace Philippines”. PDC. 25 January 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。12 February 2013閲覧。
- ^ “2013 Hong Kong Open Player Prize Money”. Darts Database. 17 December 2013閲覧。
- ^ “2013 Soft Tip Dartslive Grand Final Player Prize Money”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月8日閲覧。
- ^ (日本語) THE WORLD 2013 GRAND FINAL -DIGEST- 2019年11月8日閲覧。
- ^ “Ilagan Claims DARTSLIVE Title”. PDC. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月9日閲覧。
- ^ “2014 Soft Tip Dartslive China Player Prize Money”. Darts Database. 10 December 2014閲覧。
- ^ (日本語) 【Shaun Narain VS Lourence Ilagan】 THE WORLD 2014 STAGE 3 CHINA SEMI FINAL MATCH 2 2019年11月8日閲覧。
- ^ “2015 Soft Tip Dartslive Asia Open Player Prize Money”. Darts Database. 12 June 2015閲覧。
- ^ (日本語) #2【Lourence Ilagan VS Park Hyun chul】THE WORLD 2015 STAGE 1 MACAU -FINAL MATCH- 2019年11月8日閲覧。
- ^ “bwin World Cup of Darts Day One”. PDC. 13 June 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。12 June 2015閲覧。
- ^ “2015 Malaysian Open Player Prize Money”. Darts Database. 8 January 2016閲覧。
- ^ “Trio Secure World Championship Places”. PDC. 8 January 2016閲覧。
- ^ “PDC Asian Tour 3&4 Results”. PDC. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “PDC Asian Tour 7&8 Results”. PDC. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “PDC Asian Tour 11&12 Results”. PDC. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “PDC Asian Tour 9&10 Results”. PDC. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “PDC ASIAN TOUR 2018ランキング”. PDJ (Professional Darts Japan). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “2019 PDC World Championship Results”. www.dartsdatabase.co.uk. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “PDC Asian Tour 6 Results”. tv.dartconnect.com. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “PDC Asian Tour 7 Results”. tv.dartconnect.com. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “PDC Asian Tour 8 Results”. tv.dartconnect.com. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “PDC Asian Tour 12 Results”. tv.dartconnect.com. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “Asian Tour Order of Merit”. PDC. 2019年11月9日閲覧。