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ヨンユット・トーンゴーントゥン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本名 ヨンユット・トーンゴーントゥン
ยงยุทธ ทองกองทุน
Yongyoot Thongkongtoon
生年月日 (1967-02-18) 1967年2月18日(57歳)
出生地 バンコク
国籍 タイ王国の旗 タイ
職業 映画監督
脚本家
映画プロデューサー
ジャンル 映画
主な作品
アタック・ナンバーハーフ
受賞
ベルリン国際映画祭
テディ賞 特別賞
2001年『アタック・ナンバーハーフ
その他の賞
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ヨンユット・トーンゴーントゥンタイ語:ยงยุทธ ทองกองทุน、1967年2月18日 - )は、タイ映画監督映画プロデューサー脚本家2000年スポーツコメディ映画アタック・ナンバーハーフ』でデビュー。ヨンユット・トンコントーンとも表記される。

経歴

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チュラーロンコーン大学芸術学部卒[1]。2000年、実在するゲイバレーボールチームの活躍を描いたスポーツコメディ映画『アタック・ナンバーハーフ』を製作し、映画監督デビューした[2]。この映画は2001年タイ国家映画協会賞、ベルリン国際映画祭テディ賞(Teddy Award)など数賞を受賞している[2]。さらに2003年にはその続編となる『アタック・ナンバーハーフ2 全員集合!』を製作した。

2004年、政府諜報機関に採用された家政婦を描いたコメディスパイ映画『メイド』を製作し、GMMグラムミー系列のGMMタイハブ(GTH)によって配給された。続いて2006年、女性たちが親友のフィアンセがゲイではないかと疑い、証拠を探り出そうと繰り広げるラブコメディ『ゲーンチャニー・ガップ・イーエープ』(Metrosexual)を製作。

2008年、ヨンユットはコメディ路線を変更し、オムニバスホラー映画『シー・プレーン』(英題:4bia)をパウィーン・プーリチットパンヤー(ปวีณ ภูริจิตปัญญา)、バンヂョン・ピサンタナグーン(บรรจง ปิสัญธนะกูล)、パークプーム・ウォンプーム(ภาคภูมิ วงศ์ภูมิ)と合作。『シー・プレーン』は2008年モントリオールファンタジア映画祭で銅賞を受賞[3]。また同年のトロント・アフター・ダーク映画祭においても銅観客賞を受賞している[4]

2009年、新たなジャンルである恋愛映画に挑戦し、『クワーム・ヂャム・サン… デー・ラック・チャン・ヤーオ』(ความจำสั้น..แต่รักฉันยาว)(英題:Best in Time)を製作。第82回アカデミー外国語映画賞のタイ王国代表作品に選出された[5]

また、ヨンユットはタイ映画監督協会の会長でもあり、2008年からバンコク国際映画祭の美術監督を務めており[6]、さらに映画祭出品作のサブタイトル製作責任者となっている[7]

作品

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  • 『アタック・ナンバーハーフ』(สตรีเหล็ก) (2000)
  • 『15カム 11ドゥアン』(15 ค่ำ เดือน 11)Mekhong Full Moon Party(2002)
  • 『アタック・ナンバーハーフ2 全員集合!』 (2003)
  • 『メイド』(แจ๋ว) (2004)
  • 『ゲーンチャニー・ガップ・イーエープ』(แก๊งชะนีกับอีแอบ)Metrosexual (2006)
  • 『シー・プレーン』(4 แพร่ง)4(Pho)bia (2008) - 4本のオムニバスホラー映画中「ガオ」(เหงา)製作
  • 『クワーム・ヂャム・サン… デー・ラック・チャン・ヤーオ』(ความจำสั้น..แต่รักฉันยาว)Best in Time (2009)
  • 『ハー・プレーン』(5 แพร่ง)Phobia 2 (2009) - 4本のオムニバスホラー映画中「寂しい」(เหงา)製作

脚注

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  1. ^ ยงยุทธ ทองกองทุน”. Nangdee. 17 February 2010閲覧。
  2. ^ a b Awards for Satree lek”. Internet Movie Database. 17 February 2010閲覧。
  3. ^ Public awards”. Fantasia Festival (18 July 2008). 18 February 2010閲覧。
  4. ^ Award winners 2008”. Toronto After Dark Film Festival (2008年). 2009年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月18日閲覧。
  5. ^ [Clifford] (18 September 2009). “Asia rolls out Oscar entries”. Variety (magazine). 18 February 2010閲覧。
  6. ^ Pajee, Parinyaporn (31 July 2008). “A fresh look”. Daily Xpress. 18 February 2010閲覧。
  7. ^ Agence France-Presse (29 July 2008). “Bangkok film festival to go ahead despite graft scandal”. AFP. 18 February 2010閲覧。

外部リンク

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