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モントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

モントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道 (英語:Montreux–Oberland Bernois railway、フランス語:Chemin de fer Montreux–Oberland Bernois、ドイツ語:Montreux–Berner Oberland-Bahn) は、スイス西部に路線網を持つ鉄道会社である。略称はMOB。

その中軸路線は、レマン湖畔のリゾート地であるモントルーと、ベルン州のツヴァイジンメン間の62.4kmで、山岳リゾート地として知られるシャトーデーグシュタードを通過する。この他に、ツヴァイジンメン~レンク間を結ぶ支線も保有している。

モントルーからスイス連邦鉄道(SBB)に乗り換え、ローザンヌジュネーヴ、またはマルティニー方面へ接続できる。ツヴァイジンメンからBLS鉄道に乗り換え、シュピーツ経由、インターラーケンまたはベルン方面に接続できる。

MOB鉄道(モントルー~ツヴァイジンメン間)、BLS鉄道(ツヴァイジンメン~インターラーケン間)、ZB鉄道(インターラーケン~ルツェルン間)の3つの鉄道会社をつなぐ路線は、ゴールデン・パスまたはゴールデンパス・ライン (Golden Pass Line) と呼ばれ、スイストラベルシステムの絶景ルートのひとつとして観光マーケティング活動[1]を行っている。のどかな牧草地帯、雄大な山や湖の景観が車窓から広がる。

MOB区間では、通常の車輛に加え、列車先頭部に特別席があるパノラマ車輛を連結するゴールデンパス・パノラミックや、ノスタルジックなクラシック車両を連結するゴールデンパス・クラシックなどの特別車両を運行させている。

2017年10月24日、日本の南海電気鉄道と姉妹鉄道協定を締結した[2]

脚注

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外部リンク

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