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モゴヨン山脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モゴヨン山脈
所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
最高峰 ホワイトウォーター・バルディ(3,321 m
延長 48 km
プロジェクト 山
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国道180号線(アメリカ合衆国)からのモゴヨン山脈の眺め

モゴヨン山脈(英語:Mogollon Mountains、Mogollon Range ([mʌɡɪˈjn] or [mɡəˈjn]))[1] は、アメリカ合衆国南西部に位置するニューメキシコ州南西部の、グラント郡及びカトロン郡に所在する山脈である。モゴヨン山脈は主にヒラ・ナショナル・フォレスト英語版内において保護されている。

モゴヨン山脈の位置。ニューメキシコ州西部に位置する。

地理

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モゴヨン山脈は、ヒラ川の西、サンフランシスコ川 (アメリカ合衆国)の東、リザーヴシルヴァーシティの間に位置している。 山脈はおおよそ南北方向に約30マイル(48km)の長さで広がっており、サン・フランシスコ川とヒラ川を隔てる地形の一部となっている。山脈の頂上は、サン・フランシスコ川の一部と並行している国道180号線(アメリカ合衆国)英語版から東に約24kmの場所にある。より標高が低く小さい山脈であるシエラ・アギラダ英語版は、国道180号線の西側に接している。モゴヨン山脈の大部分は、ヒラ・ナショナル・フォレスト内のヒラ・ウィルダネス英語版内で保護されている。

モゴヨン山脈内の最高峰はホワイトウォーター・バルディ英語版であり、標高は10,895フィート(3,321m)である。これはニューメキシコ州南西部で最も標高の高い地点である。モゴヨン山脈内には、さらに5つの10,000フィート超の山頂が存在し、中でも最も有名なものはモゴヨン・バルディ英語版(標高10,778フィート、3,285m)である。

地質学

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モゴヨン山脈は、4,000万年前から2,500万年前の間に、ダティル=モゴヨン火山高原の一部として形成された。この地域に存在する温泉は、そのような火山活動の名残である。[2]

歴史

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モゴヨン山脈の名前は、スペインの植民地であったヌエバ・エスパーニャ内に所在するヌエボ・レオンの統治者であったフアン・イグナチオ・フロレス・モゴヨンの名前に由来する。[3]

この地域に早期に定住した人々としては、紀元前300年から紀元1300年の間に定住していたモゴヨン文化英語版の人々が挙げられる。後に定住した人々としては、アパッチ族のチリカワ・アパッチ及びミンブレノ・アパッチが挙げられる。ジェロニモは1829年頃、この地域で生まれたとされている。

1890年代にこの地域で鉱業が開始され、数十年間にわたり継続された。[2]

モゴヨン山脈を、約100マイル(160km)北西にある、モゴヨン・リム英語版アリゾナ州に所在する巨大な断崖)と混同しないよう留意されたい。

脚注

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  1. ^ "Mogollon". Oxford English Dictionary (3rd ed.). Oxford University Press. September 2005. (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
  2. ^ a b Butterfield, Mike, and Greene, Peter, Mike Butterfield's Guide to the Mountains of New Mexico, New Mexico Magazine Press, 2006, ISBN 978-0-937206-88-1
  3. ^ Calloway, Colin G, One Vast Winter Count, University of Nebraska Press, 2003, ISBN 0-8032-1530-4

関連項目

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