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メグロヒヨドリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒヨドリ科
フィリピンで撮影されたメグロヒヨドリのつがい
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: ヒヨドリ科 Pycnonotidae
: シロガシラ属 Pycnonotus
: メグロヒヨドリ P. goiavier
学名
Pycnonotus goiavier
(Scopoli, 1886)

メグロヒヨドリ(Yellow-vented Bulbul)は、スズメ目ヒヨドリ科に分類される鳥である。タイ南部からカンボジアボルネオ南部、フィリピンにかけての東南アジアに分布。

密林以外の様々な場所に生息する。耕作地では最もよく見られる鳥の1つである。定期的に場所から場所へ移動する。草や葉、根、茎、枝等で、上手くカモフラージュされているが壊れやすい帽子型の巣を作る。外側は乱雑だが、植物の繊維にほぼ沿っている。低い藪から高い樹上まで、様々な場所に作られる。人間にも良く慣れ、庭に巣を作ることもある。2月から6月には2個から5個の卵を産む。

小さな果物のほか、花蜜を飲んだり若い芽や虫を食べることもある。

出典

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  • BirdLife International (2004). "Pycnonotus goiavier". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2006. International Union for Conservation of Nature. 2006年5月12日閲覧 Database entry includes justification for why this species is of least concern

外部リンク

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