コンテンツにスキップ

ミヤコドリ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミヤコドリ属
オーストラリアミヤコドリ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
亜目 : チドリ亜目 Charadrii
: ミヤコドリ科 Haematopodidae
: ミヤコドリ属 Haematopus
学名
Haematopus Linnaeus1758
和名
ミヤコドリ(都鳥)
英名
Oystercatcher

11種

ミヤコドリ属(みやこどりぞく、学名 Haematopus)は、鳥類チドリ目ミヤコドリ科 Haematopodidae唯一の属である。

ミヤコドリ(都鳥)と総称されるが、「ミヤコドリ」はこの属の1種 H. ostralegus和名でもある。

特徴

[編集]

極地を除く全世界の海辺に住む。カキなどの二枚貝捕食し主な餌とするため、Oystercatcher と呼ばれる。

羽色は種により、全身黒色の種と、腹側から翼の根元にかけてが白い種とがいる。は鮮やかなオレンジ色をしている。

分類と系統

[編集]

ミヤコドリ科の姉妹群はトキハシゲリ科(トキハシゲリのみ)である[1]

Sibley分類では、チドリ科セイタカシギ亜科ミヤコドリ族 Haematopodini の唯一の属であり、セイタカシギ科セイタカシギ科+トキハシゲリ科)と姉妹群だと考えられていた。

Sibleyのセイタカシギ亜科

セイタカシギ科 Recurvirostridae

ミヤコドリ科 Haematopodidae

トキハシゲリ科 Ibidorhynchidae

[編集]

国際鳥類学会議 (IOC) の分類では11種が属す[2]。日本ではミヤコドリのみが旅鳥冬鳥として見られる。

出典

[編集]