マイロン・J・ゴードン
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ポストケインジアン経済学 | |
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生誕 | 1920年10月15日 |
死没 |
ニュージャージー, サミット |
国籍 | アメリカ合衆国 |
研究機関 | トロント大学 |
研究分野 | 金融経済学 |
母校 |
ウィスコンシン大学メディソン校 (B.A. 1941年) ハーバード大学 (Ph.D. 1947年) |
影響を 受けた人物 | ジョン・メイナード・ケインズ |
実績 | ゴードン・モデル |
受賞 |
Ford Foundation Faculty Fellow (1963年) Connaught Faculty Fellow (1982年) アメリカ・ファイナンス学会会長 (1975年) ロイヤル・ソサエティ・オブ・カナダのフェロー (1993年) マックマスター大学名誉法学博士 (1993年) トロント大学名誉法学博士 (2005年) |
マイロン・J・ゴードン(Myron J. Gordon、1920年10月15日 - 2010年7月5日)は、アメリカ合衆国の経済学者である。
トロント大学経営学部教授であり、専門は金融経済学である。
略歴
[編集]- 1941年 ウィスコンシン大学を卒業する(B.A.、経済学)。
- 第2次世界大戦でアメリカ陸軍に入り少尉となる。
- 1947年 ハーバード大学からM.A.(経済学)を得る。
- 1947年~1952年 カーネギーメロン大学の助教授となる。
- 1952年 ハーバード大学からPh.D.(経済学)を得る。
- 1952年~1962年 マサチューセッツ工科大学(MIT)の准教授となる。
- 1962年~1970年 ロチェスター大学の教授となる。
- 1970年~2005年 トロント大学の教授となる。
- 1975年~1976年 アメリカ・ファイナンス学会の会長を務める。
- 1993年 ロイヤル・ソサエティ・オブ・カナダのフェローとなる。
- 2005年 トロント大学の名誉教授となる。
- 2010年 ニュージャージー州サミットで死去(89歳)。
業績
[編集]- 「資本理論の基本的命題によれば、資産の価値は、それにより将来支払われる金額を適切な率で割引いた金額である。」(The Investment, Financing, and Valuation of the Corporation, 1962)
- ゴードン成長モデル(配当割当モデル)
- 資本コストと会社評価
- 公的効用規制
- 厚生資本主義の下での成長と保障
- 中国における経済発展
著作
[編集]- Accounting: A Management Approach, with T.M. Hill, 2nd edition, Homewood, Illinois: Richard D. Irwin, Inc., l959 (3rd 1964, 4th 1969).
- The Investment, Financing and Valuation of the Corporation, Homewood, Illinois: Richard D. Irwin, Inc., March l962.
- The Cost of Capital to a Public Utility, East Lansing, MI: Michigan State University, l974.
- Commercial Policy for Managerial and Professional Services, with F.R. Casas and D.J. Fowler, Department of Industry Trade and Commerce, l977.
- Accounting: A Management Approach, with Gordon Shillinglaw and Joshua Ronen, 6th edition, Homewood, Illinois: Richard D. Irwin, Inc., l979.
- Financial Considerations for Providing Incentives for Private Industry and Their Implications for Employment Level and Stability, with L.D. Booth, Department of Industry Trade and Commerce, July l98l.
- The Drug Industry: A Case Study in Foreign Control, with David J. Fowler, Toronto: James Lorimer and Co., l98l.
- The Taxation of Canadian Subsidiaries of Foreign Corporations, Occasional Paper No. 3, l984, Canadian Institute for Economic Policy, Toronto: James Lorimer.
- Finance Investment and Macroeconomics: The Neoclassical and a Post Keynesian Solution, London: Edward Elgar, 1994.