ボブ・モンゴメリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ボブ・モンゴメリー(Bob Montgomery 、1937年5月12日 - 2014年12月4日)は北米の歌手・歌書き・プロデューサー。

伝記[編集]

1937年5月12日、テキサス州ランパサスに生まれる。

バディー・ホリーの親友・共作者で、高校時代「バディーとボブ」として演奏していた。後にロカビリーに発展するブルーグラス音楽をやっていた[1]

1949年、テキサス州ラバックのハッチンソン中学でホリーに出会う。学園祭・地元のラジオで共演。モンゴメリーがリード、ホリーがハモリだった。ラジオ局KDAVで番組を始める[2]

1955年10月14日、ホリーとともにビル・ヘイリーと共演。[1] そこでエディー・クランドールというマネージャーがホリーに目をつけデッカでデビューさせる[3]

モンゴメリーはホリーの"Heartbeat", "Wishing","Love's Made a Fool of You" を共作。

後に「20分で書いた」「ミスティー・ブルー」(Misty Blue)がドロシー・ムーアのバージョンで1976年に大ヒットした。20年後、1996年に映画『フェノミナン』のサントラに収録され、1998年にモニカメアリーJブライジがカバーした。同曲はもともとはエラ・フィッツジェラルドが1968年に、まったく違うアレンジで歌い、アルバム・タイトル・トラックにしていたものであった。

パッツィー・クラインの "Back in Baby's Arms"も書いた。

2014年12月4日、ミズーリ州リーズ・サミットで死去。享年77[4]

参照[編集]

  1. ^ a b Texas Music History Online – The Crickets”. Center for Texas Music History, Texas State University-San Marcos. 2010年7月25日閲覧。
  2. ^ Bob Montgomery and Buddy Holly”. 2010年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月25日閲覧。
  3. ^ Buddy Holly Timeline: 1936 to 1956”. Buddy Holly Center, City of Lubbock. 2010年7月25日閲覧。
  4. ^ Bob Montgomery, songwriter, producer and childhood friend of Buddy Holly, dies at 77”. The Washington Post. 2015年1月20日閲覧。