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プラシャーント・ニール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
プラシャーント・ニール
Prashanth Neel
Prashanth Neel
プラシャーント・ニール（2022年）
本名 Prashanth Neelakantapuram[1]
生年月日 (1980-06-04) 1980年6月4日（44歳）
出生地 インドの旗 インド カルナータカ州ベンガルール
職業 映画監督
ジャンル カンナダ語映画
活動期間 2014年-
配偶者 リキタ・レッディ（2010年-）
主な作品
『K.G.Fシリーズ（英語版）』
『SALAAR/サラール』
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プラシャーント・ニール（Prashanth Neel、1980年6月4日 - ）は、インドのカンナダ語映画で活動する映画監督。2014年に『Ugramm』で監督デビューし、その後『K.G.Fシリーズ（英語版）』二部作を製作し、カンナダ語映画史上最高額の興行収入を記録するヒット作となった。

生い立ち

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1980年6月4日[2]、カルナータカ州のテルグ語話者の家庭に生まれる[1][3][4]。両親はスバーシュとバーラティで[5]、2人はアーンドラ・プラデーシュ州マダカシラ（英語版）近郊の村ニーラカンタプラム（英語版）で暮らした後、ベンガルールに移住した[4][5] 。

2010年にリキタと結婚し、1男1女をもうけた[6]。ニールの妹ヴィディヤーはシュリームラリ（英語版）と結婚し、彼はニールの監督デビュー作『Ugramm』で主演を務めている[7]。また、テルグ俳優アーダルシュ・バーラクリシュナ（英語版）の従兄弟であり[8]、アーンドラ・プラデーシュ州政府（英語版）の元大臣ラグー・ヴィーラ・レッディ（英語版）とも縁戚関係にある[4]。

キャリア

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『K.G.F: CHAPTER 2』プロモーション中のプラシャーント・ニール、ヤシュ、シュリーニディ・シェッティ、イーシュワリ・ラーオ（英語版）

元々は生活のために映画製作を始めたが、次第に映画製作に関心を抱くようになったという。その後、ニールは書き上げた『Aa Hudugi Neene』に義弟シュリームラリを起用したが、経験不足を理由に断られたため、長期にわたり構想を練り直して『Ugramm』の脚本を書き上げた[9]。同作は興行的な成功を納め、2014年に最も高い興行収入を記録したカンナダ語映画の一つとなった[10]。

2014年から2015年にかけて3本の映画の契約を結んだことが報じられた。1本目は『Ugramm』の続編となる『Ugramm Veeram』で、シュリームラリが引き続き主演を務める。2本目はヤシュを主演に起用した『K.G.F: CHAPTER 1』で、3本目は同作の続編となる『K.G.F: CHAPTER 2』である。同作は2021年7月16日の公開を予定していたが、COVID-19パンデミックの影響で延期され[11]、2022年4月14日に公開された。2020年12月2日にプラバースを主演に起用した『SALAAR/サラール』の製作を発表し[12]、2021年1月29日から撮影を開始した。2021年5月にはマイトリ・ムーヴィー・メイカース（英語版）とNTRアーツ（英語版）共同でN・T・ラーマ・ラオ・ジュニア主演作の製作を発表した[13]。

フィルモグラフィー

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年 作品 監督 脚本 言語 備考
2014 Ugramm Yes Yes カンナダ語
2018 K.G.F: CHAPTER 1 Yes Yes
2022 K.G.F: CHAPTER 2 Yes Yes
2023 Bhageera No Yes
SALAAR/サラール Yes Yes テルグ語

受賞歴

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年 部門 作品 結果 出典
フィルムフェア賞 南インド映画部門
2015年（英語版） カンナダ語映画部門監督賞（英語版） 『Ugramm』 ノミネート [14]
2019年（英語版） 『K.G.F: CHAPTER 1』 [15]
2023年 『K.G.F: CHAPTER 2』 [16]
2024年 テルグ語映画部門監督賞 『SALAAR/サラール』 [17]
南インド国際映画賞
2015年（英語版） カンナダ語映画部門新人監督賞 『Ugramm』 受賞 [18]
2019年（英語版） カンナダ語映画部門監督賞（英語版） 『K.G.F: CHAPTER 1』 [19]
2023年（英語版） 『K.G.F: CHAPTER 2』 ノミネート [20]
[21]
IIFAウトサヴァム
2024年 テルグ語映画部門監督賞 『SALAAR/サラール』 ノミネート [22]
ジー・カンナダ・ヘメヤ・カンナダティ・アワード（英語版）
2019年 監督賞 『K.G.F: CHAPTER 1』 受賞 [23]

出典

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  1. ^ a b “నీల్ అంటే నీలకంఠాపురం – ప్రశాంత్ నీల్ మనోడే ! ఇవిగో డీటైల్స్” (テルグ語). ABP Desam (21 April 2022). 25 April 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。25 April 2022閲覧。
  2. ^ “Prabhas and Jr NTR wish 'KGF' director Prashanth Neel for birthday”. The News Minute (4 June 2021). 23 May 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。20 April 2022閲覧。 “Prashanth Neel [..] is celebrating his 41st birthday on Friday, June 4.”
  3. ^ “KGF : ప్రశాంత్ నీల్ మన తెలుగువాడే.. ఈ రాజకీయ నాయకుడికి బంధువే.. మీకు తెలుసా?? | Facts about Prashanth Neel” (Telugu). 10TV (23 April 2022). 23 April 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。25 April 2022閲覧。
  4. ^ a b c Kumar, Thummala (23 April 2022). “KGF డైరెక్టర్ మన సీమబిడ్డే.. రఘువీరారెడ్డి బంధువు.. ఆసక్తికర విషయాలు” (テルグ語). Samayam Telugu. 25 April 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月4日閲覧。
  5. ^ a b “KGF Director Prashanth Neel's Special Connection With Andhra Pradesh. Learn More”. News18 (27 April 2022). 25 May 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。26 May 2022閲覧。
  6. ^ “In Pictures: Prashanth Neel shares a heart-warming post to wish daughter a happy birthday – Times of India”. The Times of India (27 January 2021). 14 February 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月4日閲覧。
  7. ^ “ಪ್ರಶಾಂತ್ ನೀಲ್, ಶ್ರೀಮುರಳಿಗೆ ಸಿನಿಮಾ ನಿರ್ದೇಶಕ ಮಾತ್ರವಲ್ಲ; ಇಲ್ಲಿವೆ ಬಾವ-ಬಾಮೈದರ ಅಪರೂಪದ ಫೋಟೋಗಳು” (カンナダ語). News18 Kannada (17 December 2020). 1 June 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月4日閲覧。
  8. ^ “Exclusive Interview : Aadarsh Balakrishna- I have taken my career very seriously now”. 123telugu.com (15 May 2020). 30 November 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月4日閲覧。
  9. ^ Setlur, Mukund. “"ಸಿನೆಮಾ ಉದ್ದೇಶ ಕತೆ ಹೇಳುವುದಲ್ಲ"- ಪ್ರಶಾಂತ್ ನೀಲ್” [Aim of the Film is Not Narration of the Story] (Kannada). 4 March 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。23 April 2015閲覧。
  10. ^ “The Top 5 Kannada films of 2014 so far”. Rediff. 15 June 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。4 February 2021閲覧。
  11. ^ Express, Financial (7 July 2021). “Raveena Tandon reveals delay to KGF: Chapter 2 release, new date to be announced soon”. 26 July 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。26 July 2021閲覧。
  12. ^ “'Salaar' second schedule starts rolling; Prabhas and Shruti Haasan join the shoot”. (3 August 2021). オリジナルの16 March 2023時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230316222809/https://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/telugu/movies/news/salaar-second-schedule-starts-rolling-prabhas-and-shruti-haasan-join-the-shoot/articleshow/84999240.cms 16 March 2023閲覧。 
  13. ^ “'KGF' director Prashanth Neel announces new project with Jr NTR” (英語). The News Minute (20 May 2021). 21 May 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。21 May 2021閲覧。
  14. ^ “Filmfare Awards South 2019 Kannada Nominations | Filmfare”. 6 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。12 February 2021閲覧。
  15. ^ “Winners of the 66th Filmfare Awards (South) 2019”. Filmfare. 22 December 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。22 December 2019閲覧。
  16. ^ “Nominations for the 68th Filmfare Awards South 2023 - Kannada”. Filmfare. 2024年7月16日閲覧。
  17. ^ “Nominations for Filmfare Awards Telugu 2024 are out!” (英語). Filmfare. 2024年7月17日閲覧。
  18. ^ “SIIMA AWARDS | 2015 | winners | |”. www.siima.in. 10 April 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。12 February 2021閲覧。
  19. ^ “SIIMA AWARDS | 2019 | winners | |”. www.siima.in. 22 April 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。12 February 2021閲覧。
  20. ^ “SIIMA Awards 2023 Voting List, Nominations, Ticket Booking, Date, Venue, TV, OTT & Updates”. Jan Bharat Times (2023年8月9日). 2023年8月9日閲覧。
  21. ^ “SIIMA 2023 winners: Honouring the brightest stars of Telugu and Kannada cinema”. Times of India (2023年9月16日). 2023年9月16日閲覧。
  22. ^ “IIFA 2024 Utsavam unveils nominations, honouring the diversity of South Indian cinema” (英語). Firstpost (2024年8月21日). 2024年8月22日閲覧。
  23. ^ “Emmeya Kannadiga Awards 2019 winners list a big win for Rachitha Ram, Yash and Chikkana”. Zee Kannada. 2023年8月31日閲覧。

外部リンク

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