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ブルーライン (フェリー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブルーライン (3代)
ブルーライン(3代目)高松港にて
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 内海フェリー
運用者 内海フェリー
建造所 三浦造船所(第1227番船)
IMO番号 9257101
MMSI番号 431000307
経歴
起工 2000年
進水 2000年
竣工 2001年3月16日[1]
就航 2001年3月19日[1]
運航終了 2020年10月5日
その後 VANUATU FERRY Ⅱとなりバヌアツ共和国に売船
要目
総トン数 999 トン[1]
全長 85.0 m[1]
14.4 m[1]
深さ 4.1 m[1]
喫水 3.2 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 2基[1]
推進器 2軸[1]
出力 4,400馬力(3,236 kW)
最大速力 20.5ノット[1]
航海速力 19.5ノット[1]
旅客定員 550名[1]
車両搭載数 5トントラック29台、乗用車74台[1]
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ブルーラインは、内海フェリーが運航するフェリー。本項目では、2001年就航の3代目、2020年就航の4代目を取り扱う。

ブルーライン(3代目)

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概要

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ブルーライン(2代)の代船として、三浦造船所で建造され、2001年3月16日に就航した。

就航航路

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設計

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前船と比較して、旅客定員と車両積載能力が増加した。航海速力も14ノットから19.5ノットへ大幅に向上し、航海時間が10分以上短縮された[1]

前部マスト直後には、全方位の展望が得られる展望デッキ、旅客区画中央にはオープンエアのカフェテリアが設けられている。

ブルーライン (4代目)

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ブルーライン (4代)
ブルーライン(4代目)高松港にて
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 内海フェリー
運用者 内海フェリー
建造所 臼杵造船所(第1780番船)
IMO番号 9889368
MMSI番号 431015569
経歴
起工 2020年
進水 2020年
竣工 2020年9月24日
就航 2020年10月6日
運航終了 2021年3月31日
現況 新岡山港に系船
要目
総トン数 981 トン
全長 69.7 m
14.0 m
深さ 4.5 m
喫水 3.2 m
機関方式 ディーゼル
主機関 2基
推進器 2軸
出力 3,600馬力(2,648 kW)
最大速力 16.4ノット
航海速力 15.5ノット
旅客定員 400名
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概要

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ブルーライン(3代)の代船として、臼杵造船所で建造され、2020年10月6日に就航した。内海フェリーの両備グループへの身売りに伴い国際フェリーの池田航路に一本化される方針となり、草壁航路は2021年3月31日をもって航路休止となった。本船は僅か数ヶ月稼働したのみで売却の方針となったが、買い手が見つからないまま停泊中である。

新岡山港に系船中のブルーライン

就航航路

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  • 高松港サンポート高松)- 小豆島草壁港
    • 航海時間70分。本船のみで1日5往復を運航する。本船のドック期間中は、他社船を用船する。
    • 2020年5月9日に大分の臼杵造船所にて進水式を行った。新型コロナの影響で一般見学は見送られた。同年10月6日就航

設計

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前船と比較して、全長が約15メートル短く、旅客定員と車両積載能力が減少した。航海速力も19.5ノットから15.5ノットへ低下させたため、航海時間も見直され60分から70分に変更された。

かつて就航していた船舶

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「ブルーライン」は、内海フェリーの当航路に就航する歴代のフェリーに1970年から使用されている船名で、初代ブルーライン (499t) は1970年就航、2代目 (699 t) は1987年就航、3代目 (999 t) は2001年就航である。 なお、当航路におけるブルーライン以前の就航船として、木造客船「ゆす丸」(昭和31年8月就航 34 t)、鋼船客船「かんかけ」(昭和36年6月就航 105 t)があった。

ブルーライン (初代)
1970年11月讃岐造船で竣工・就航。496.28総トン。全長51 m、幅11.6 m、出力1000馬力x2基、航海速力13.42ノット(最大14.79ノット)。
旅客定員400名。
ブルーライン (2代目)
1987年10月藤原造船所で竣工・就航。699総トン。全長65.8 m、幅13.8 m、出力1600馬力x2基、航海速力14ノット(最大15.8ノット)。
旅客定員488名。
ブルーライン (3代目)
2001年3月16日三浦造船所で竣工。2001年3月19日就航。[1]999総トン。全長85.0 m、幅14.4 m、出力4,400馬力(3,236 kW)、航海速力19.5ノット(最大20.5ノット)。
旅客定員550名。
前船と比較して、旅客定員と車両積載能力が増加した。航海速力も14ノットから19.5ノットへ大幅に向上し、航海時間が10分以上短縮された。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 世界の艦船(2001年7月号,p42)

外部リンク

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