コンテンツにスキップ

フレッド・ダイアモンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フレッド・ダイアモンド
生誕 (1964-11-19) 1964年11月19日(59歳)
居住 ロンドン
研究分野 Mathematics
研究機関 キングス・カレッジ・ロンドン
コロンビア大学
マサチューセッツ工科大学
ラトガーズ大学
プリンストン高等研究所
ブランダイス大学
IHES
出身校 ミシガン大学 (B.A.)
プリンストン大学 (PhD)
博士課程
指導教員
アンドリュー・ワイルズ
主な業績 数論
影響を
受けた人物
アンドリュー・ワイルズ
主な受賞歴 AMS Centennial Fellowship[1]
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

フレッド・アーヴィン・ダイアモンド(1964年11月19日-)[2]は数学者であり、谷山–志村予想を証明したことで知られる[3]。数学での専門領域は、モジュラー形式ガロワ加群

概要

[編集]

ダイヤモンドは1984年にミシガン大学を卒業したのち、アンドリュー・ワイルズの博士課程の学生として、1988年にプリンストン大学で数学を専攻した[4]ブランダイス大学ラトガーズ大学で役職を歴任し、現在はキングス・カレッジ・ロンドンの教授を務めている[3]。 1999年、アンドリュー・ワイルズリチャード・テイラーによって半安定楕円曲線についてのみ証明されていた谷山–志村予想クリストフ・ブロイルブライアン・コンラッドとともに、完全な形で証明した。 ダイアモンドは、いくつかの研究論文の著者であり、シュプリンガー・サイエンス・アンド・ビジネス・メディアから発行された数学の大学院テキストシリーズのモジュラー形式の最初のコースをジェリーシャーマンとの共著している[5][6][7]

脚注

[編集]
  1. ^ “Centennial Fellowships Awarded”. Notices of the AMS 44 (6): 704–705. (June–July 1997). https://www.ams.org/notices/199706/people.pdf. .
  2. ^ Curriculum Vitae: Fred Diamond”. Brandeis University. May 4, 2013閲覧。
  3. ^ a b Whitehouse, David (November 19, 1999). “Mathematicians crack big puzzle”. BBC. http://news.bbc.co.uk/2/low/science/nature/527914.stm February 6, 2010閲覧。 
  4. ^ Fred Irvin Diamond - Mathematics Genealogy Project
  5. ^ Review of A First Course in Modular Forms by Daniel Bump (2005), SIAM Review 47 (4): 813–816, JSTOR 20453715.
  6. ^ Review of A First Course in Modular Forms by Henri Darmon (2006), MR2112196.
  7. ^ Review of A First Course in Modular Forms by Fernando Q. Gouvêa (2007), American Mathematical Monthly 114 (1): 85–90, JSTOR 27642138.

外部リンク

[編集]