バンコク・オペラ

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バンコク・オペラタイ語:บางกอกโอเปร่า、英語Bangkok Opera)は、タイ王国オペラ団体。2001年バンコクで創設。

概要[編集]

バンコク・オペラは、2001年に ソムタウ・スッチャリッタグン(สมเถา สุจริตกุล、Somtow Sucharitkul) が創作、演出したタイ初のグランドオペラ『マダナ』を上演するため創設したオペラ団体である。ナラーティワートラーチャナカリン内親王の庇護下のバンコク・オペラ財団 が運営。サヤーム・フィルハーモニック管弦楽団が音楽を担当。バンコク・オルフェウス合唱団が歌を担当する。主にタイ文化センターで上演され、タイの創作題目や大胆なタイ風の演出に特徴がある。

ソムタウの美術監督のもと、ヘンリー・パーセルのオペラ作品『ディドとエネアス』、 グランド・オペラ『メー・ナーク』、『魔笛』、『トゥーランドット』などの公演を行っている。

2005年末に初めての全シーズン公演を達成し、リヒャルト・ワーグナーの『ニーベルングの指環』を5年間かけてバンコクで上演する計画を発表。2006年に上演された第一作目の『ラインの黄金』はタイ風に脚色されている。

公演[編集]

外部リンク[編集]