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タイロシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タイロシン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
Drugs.com 国別販売名(英語)
International Drug Names
識別
CAS番号
1401-69-0 チェック
ATCvetコード QJ01FA90 (WHO) QJ51FA90 (WHO)
PubChem CID: 5280440
UNII YEF4JXN031 ×
KEGG D02490  チェック
ChEMBL CHEMBL42743 ×
化学的データ
化学式C46H77NO17
分子量916.10 g/mol
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タイロシン(tylosin)とはマクロライド系抗生物質の1つ。細菌リボソームの50Sサブユニットに結合して細菌のタンパク質合成を阻害する。静菌的に作用するが高濃度では殺菌的に作用する。グラム陽性菌マイコプラズマクラミジアレプトスピラに有効であり、タイロシンはマイコプラズマに対する活性が他のマクロライド系抗生物質よりも高い。クロラムフェニコール系抗生物質はマクロライド系抗生物質と50Sサブユニットとの結合に拮抗するため、併用は禁忌。

参考文献

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  • 山内亮監修 『最新家畜臨床繁殖学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460201

関連項目

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