セヴォストラク
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セヴォストラク(ロシア語: Севвостлаг、英語: Sevvostlag)はセッヴォストラク、北東矯正労働ラーゲリなどとも呼ばれ、1931年からソ連内務人民委員部(後のソ連国家保安委員会KGB)に属した特務機関「ダリストロイ」(極北地方建設総局)がロシア北東地区で建設・管理した数々の強制労働キャンプ・システムを指す。各キャンプでは、おもに金などの希少金属採掘と、それの運搬に必要なコルィマ道路などの建設に従事させた。
1932年に1,100人で始まった囚人数は急激に増えて、1952年には170,557人のピークに達して、1953年にスターリンの死亡後は減少した。
本部
[編集]セヴォストラクの本部はマガダン州にあり、2回移動した後に、マガダン市に落ち着いた。
構成と囚人たち
[編集]沢山のラーゲリに分かれていた[1]。1945-1949年には日本人シベリア抑留のキャンプもマガダンに開設された。[2]
著名な囚人たち
[編集]- オシップ・マンデリシュターム - 詩人
- ヴァルラーム・シャラーモフ - 連作短編「コルィマ物語」などを書いた作家
- フセヴォロド・ザデラツキー (Vsevolod Zaderatsky) - ロシア/ウクライナの作曲家、ピアニスト
- ニーナ・ガーゲン=トルン (Nina Gagen-Torn) - 詩人、作家
- パヴロ・フルィスチウク (Pavlo Khrystiuk) - ウクライナ出身の歴史家、ジャーナリスト
- ボリス・ルチョフ (Boris Ruchyov) - マグニトゴルスクの詩人
- セルゲイ・コロリョフ - 大陸間弾道弾の開発責任者