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センニチコウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
センニチコウクロンキスト体系
センニチコウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ナデシコ亜綱 Caryophyllidae
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ヒユ科 Amaranthaceae
: センニチコウ属 Gomphrena
: センニチコウ G. globosa
学名
Gomphrena globosa
L. (1753)
和名
センニチコウ(千日紅)
英名
globe amaranth, bachelor's button

センニチコウ(千日紅、学名 Gomphrena globosa)は、ヒユ科の春播き一年草である。園芸植物として栽培されている。別名千日草(せんにちそう)[1]

形態

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草丈は50cmくらい、近縁種のキバナセンニチコウでは1m近くになり、よく分枝し、は対生し、細長く、白みを帯びている。全草に粗い毛が生えている。は7月から9月にかけて咲き、直径2-3cmで、松かさを少し押しつぶしたような形をしている。

近縁種

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キバナセンニチコウ

近縁種のキバナセンニチコウ (G. haageana) は、大柄であるが、花付きが少なく、花色もさえない樺色で、ほとんど作られなかった。しかし、鮮やかな朱色の「ストロベリー・フィールズ」(ストロベリー・フィールドとも言われる)という品種ができたため、人気種になっている。

Gomphrena属の植物はアジア・アフリカ・オーストラリアの熱帯地方と、アメリカ合衆国南部から南米にかけて100種近く分布している。

観賞する部分はである。朱色樺色ピンクの花(に見える花序)の中心部が白いぼかしになる品種があり、特に青紫と朱色は鮮やかな色である。仏花ドライフラワーに最適である。

栽培

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夏の暑さや乾燥にも比較的強く、作りやすい草花である。植え付けるときには腐葉土を混ぜるとよい。追肥はほとんど必要としないが、与える場合には窒素分の少ないものが望ましい。

種子にはもともと風に飛ばされるための翼が付いているが、市販品はほとんどがそれを除去したクリーンシードになっているので、播きやすく発芽も良い。発芽適温が高い。覆土は、種が隠れる程度にする。大きな苗の移植はつきにくくなるため、本葉が出てきたら花壇などにセンニチコウで20cm間隔、キバナセンニチコウは25cmくらいの間隔に定植する。

脚注

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  1. ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,動植物名よみかた辞典 普及版, 精選版. “千日草とは”. コトバンク. 2022年3月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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