ジーリグ・エシュハー
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ジーリグ・エシュハー(Zelig Eshhar, 1941年 - )はイスラエルの免疫学者。ワイツマン科学研究所教授。主な業績はCAR-T細胞の開発。
来歴
[編集]イギリス委任統治領パレスチナのレホヴォトでポーランド系ユダヤ人入植者の家庭に生まれた。イスラエル国防軍での兵役を除隊後、キブツに入り、農業に従事した。ヘブライ大学農学部を卒業後、第三次中東戦争に召集され、復員後に同大学院から生化学のM.Sc.を取得し、ワイツマン科学研究所で免疫学のPh.D.を取得した。ハーバード大学医学大学院のバルフ・ベナセラフ研究室でポスドク研究を行った後、1976年にワイツマン科学研究所の研究助手となり、1994年から現職。また2012年からはテルアビブ大学医学部で客員教授も兼任している。
受賞歴
[編集]- 2014年 - マスリー賞
- 2015年 - イスラエル賞
- 2019年 - ウィリアム・コーリー賞
- 2021年 - ダン・デイヴィッド賞
- 2024年 - ガードナー国際賞、ウォーレン・アルパート財団賞
参考文献
[編集]- ニール・キャナヴァン著「がん免疫療法の誕生」河本宏監訳・三枝小夜子訳 メディカル・サイエンス・インターナショナル 2018年