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ジョン・マナーズ (第5代ラトランド公爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第5代ラトランド公爵、1803年/1804年頃。

第5代ラトランド公爵ジョン・ヘンリー・マナーズ英語: John Henry Manners, 5th Duke of Rutland KG1778年1月4日1857年1月20日)は、イギリスの貴族。1779年から1787年までグランビー侯爵儀礼称号を使用した[1]

生涯

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第4代ラトランド公爵チャールズ・マナーズとメアリー・イザベラ・サマセット(Mary Isabella Somerset、1756年8月1日 – 1831年9月2日、第4代ボーフォート公爵チャールズ・サマセットの娘)の長男として、1778年1月4日にナイツブリッジで生まれ、2月9日にウェストミンスター聖マーガレット教会で洗礼を受けた[1]。1787年10月24日に父が死去すると、ラトランド公爵位を継承した[1]ハーロー校で教育を受けた後、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに進学、1797年にM.A.の学位を修得した[1]

1799年から1857年までレスターシャー統監英語版を務めたほか、1799年から1800年までケンブリッジ市裁判所判事(Recorder of Cambridge)を務め、スカーバラとグランサムの市裁判所判事を務めた時期もあった[1]

1803年11月25日、ガーター勲章を授与された[1]。1815年から1857年まで大英博物館理事の1人を務めた[1]

1821年7月19日のジョージ4世戴冠式では王笏を持つ役割を果たした[1]

ベンジャミン・ディズレーリの政治小説『カニングズビー英語版』の登場人物「ボーマノワール公爵」(Duke of Beaumanoir)は第5代ラトランド公爵がモデルであるとされる[2]

1857年1月20日にビーヴァー城英語版で死去、29日に同地で埋葬された[1]。息子チャールズ・セシル・ジョンが爵位を継承した[1]

家族

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1799年4月22日、エリザベス・ハワード英語版(1780年 – 1825年、第5代カーライル伯爵フレデリック・ハワードの娘)と結婚[1]、5男4女をもうけた[3]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k Cokayne, George Edward, ed. (1895). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (N to R) (英語). Vol. 6 (1st ed.). London: George Bell & Sons. pp. 470–471.
  2. ^ Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Rutland, Earls and Dukes of" . Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 23 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 943.
  3. ^ "Rutland, Duke of (E, 1703)". Cracroft's Peerage (英語). 29 January 2018. 2020年4月26日閲覧
  4. ^ An Unbroken Thread: Celebrating 150 Years of the Royal School of NeedleworkRoyal School of Needlework
名誉職
先代
ボーフォート公爵
レスターシャー統監英語版
1799年 – 1857年
次代
ラトランド公爵
イングランドの爵位
先代
チャールズ・マナーズ
ラトランド公爵
1787年 – 1857年
次代
チャールズ・セシル・ジョン・マナーズ