サフランライス

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サフランライス
サフランとブイヨンキューブで作られた基本的なサフランライス
フルコース デザート
主な材料 白米, サフラン, ブイヨンキューブ
派生料理 ザルダ英語版
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サフランライス: Saffron rice[1])は、サフラン白米ブイヨンキューブから作られる料理[2][3]。サフランライスは様々な国の料理に何らかの形で見られる。

概要[編集]

白米サフランブイヨンキューブなどを入れて炊いたライス[1][2][3]

色は少し橙色がかった黄色[1]。これはサフランに含まれる色素成分クロシンの色である[4]

種類[編集]

サフランライスはセーシェルの料理である[5]

南アジア[編集]

インドバングラデシュパキスタンでは、プレーンなサフランライスがジョハライス英語版バスマティとサフラン、ブイヨンキューブ、ギーローリエで調理される。

西アジア[編集]

イラントルコ、インド、パキスタンでは、ザルダ英語版というサフランライスから派生した料理が白米、サフラン、砂糖バラ水、ローストした松の実、刻んだピスタチオから作られる。同様の他の料理は西アジアの他の地域にも存在する。日本のインド料理店ではカレーの付け合わせとしてナンと選択になる。比較的安価なターメリックライスで代用されることもある。ただし、サフランの色素が水溶性のクロシンなのに対し、ターメリックの色素は油溶性のクルクミンであるので作り方は異なってくる[6]

画像[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c サフランライス | 世界の料理レシピ”. 2021年2月23日閲覧。
  2. ^ a b Zak, Victoria (2006-06-06) (英語). The Magic Teaspoon. Penguin. ISBN 978-1-4406-8471-5. https://books.google.com/books?id=zszvRmCROQsC&pg=PT175 
  3. ^ a b Books, Madison; Kummer, Corby; Publishing,LLC, Andrews McMeel (2007-11) (英語). 1001 Foods To Die For. Andrews McMeel Publishing. ISBN 978-0-7407-7043-2. https://books.google.com/books?id=ptZgNoobsyUC&pg=PA234 
  4. ^ 色づけスパイス(サフラン&ターメリック)の違い|サポートデスク|S&B エスビー食品株式会社”. S&B エスビー食品株式会社. 2021年2月23日閲覧。
  5. ^ Seychelleshttps://web.archive.org/web/20161119165758if_/https://books.google.com/books?id=NoUynTBELeIC&pg=PA33#v=onepage&q&f=false 
  6. ^ 色付けスパイスの違いハウス食品

関連項目[編集]