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サビネン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サビネン[1]
識別情報
CAS登録番号 3387-41-5 チェック, (±)
[2009-00-9] (+)
[10408-16-9] (?)
PubChem 18818
ChemSpider 17769 チェック
KEGG C16777 チェック
ChEBI
ChEMBL CHEMBL452687 チェック
特性
化学式 C10H16
モル質量 136.23 g/mol
密度 0.844 g/mL at 20 °C g/cm3
沸点

163-164 °C

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

サビネン(Sabinene)は、天然に存在する二環式モノテルペンである。分子式はC10H16である。セイヨウヒイラギガシオウシュウトウヒ等の様々な植物の精油から単離される。シクロペンタン環とシクロプロパン環が融合した構造の環を持つ。

サビネンは、コショウ辛味の成分の1つであり、またニンジンの種子の油の主要成分である。少量であるが、ティーツリー油やナツメグの精油にも含まれる[2]

出典

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  1. ^ Beilstein. 5, IV, 451
  2. ^ “The chemistry and psychopharmacology of nutmeg and of several related phenylisopropylamines”. Psychopharmacol Bull 4 (3): 13. (December 1967). PMID 5615546. 

関連項目

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