コンテリボウズハゼ
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コンテリボウズハゼ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Stiphodon atropurpureus (Herre , 1927) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
コンテリボウズハゼ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Blue Neon Goby |
コンテリボウズハゼ( Stiphodon atropurpureus)は太平洋の暖流の影響を受ける地域の河川に生息する淡水魚。ナンヨウボウズハゼ属に属しており、ボウズハゼと呼ばれる魚の1種。
分布
[編集]日本国内では種子島、屋久島、奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島[1][2]、和歌山県[2]。国外では、台湾、フィリピン[2][1]、マレーシア[1]。
形態
[編集]全長は5-7センチメートル[2]。オスの体は紺碧に輝き、背鰭、臀鰭、尾鰭が黒色に染まる。メスの体は淡褐色で、体側に2本の黒色縦帯または赤色縦帯が見られ、尾鰭基底基底の黒色斑は後方で尖る[2]。胸鰭に小黒点がない、オスの第1背鰭の先端が尖らず台形、メスの臀鰭に黒色縦線があること[2][1]、メスの尾柄側面の黒色縦帯がジグザグであることなどで、よく似たハヤセボウズハゼと区別可能。上顎には細いヘラ状歯が密に並び、円錐状歯がない。吻は強くまるみを帯びる[1]。
生態
[編集]河川の中流・上流[2]・渓流域に生息する[1]。流れの緩やかなところを好み[2][1]、淵や平瀬の転石上に単独で見られ、中層を泳いで移動する[1]。付着藻類や小型の底生動物を食べると思われる[2]。
保全状況
[編集]多量取水による河川流量の減少、ダム建設、道路整備による土砂の流入などにより、生息環境が悪化し、個体数が減少している。また、美しい体色や希少性から観賞魚として人気があり、業者やマニアによる乱獲にも注意が必要である。絶滅危惧ⅠA類[2]。
絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)