クラシエ (スイス)
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クラシエ(仏: Crassier)は、スイス、ヴォー州ニヨン郡の基礎自治体。フランスとの国境を挟んで隣町のディヴォンヌ=レ=バンと隣接する。
歴史
[編集]クラシエが最初に文献の記録が現れたのは1123年で、クラセイオの名でスイス歴史事典に記録がある[1]。
建築物
[編集]代表的な建築物としては、マグダラのマリアを守護者に奉ったサント・マリー・マドレーヌ教会が挙げられる。
出身者
[編集]- スザンヌ・キュルショー - ネッカー夫人の名としても知られる。スイスのサロン作家。1737年クラシエ生まれ、1794年5月6日ローザンヌボーリュー城で没。1764年、後にルイ16世の大蔵大臣となるジャック・ネッカーと結婚。1787年、パリにネッカー病院を設立した。アンヌ・ルイーズ・ジェルメーヌ・ド・スタール(スタール夫人)の母としても知られる。
隣接自治体
[編集]- ディヴォンヌ=レ=バン - 国境を挟んでフランス側の街。ディボンヌ湖を抱え、ジュネーヴ地域圏の温泉保養地として知られる。
- セリニー - クラシエはヴォー州に所属するが、セリニーはヴォー州の中のジュネーヴ州の飛び地である。
交通
[編集]ニヨン市交通網TPNのバスがある。かつてはニヨン発ディヴォンヌ経由ベルガルド=シュル=ヴァルスリーヌ行きの鉄道路線が通っていたが、1962年に廃止された。ディヴォンヌまでのフランス側の路線は1997年まで存続していたが、現在は休止路線となり地域圏急行輸送TERのバスが代替運行している。
脚注
[編集]- ^ スイス歴史事典オンライン版 [ドイツ語版 http://www.hls-dhs-dss.ch/textes/d/D2506.php] [フランス語版 http://www.hls-dhs-dss.ch/textes/f/F2506.php][イタリア語版 http://www.hls-dhs-dss.ch/textes/i/I2506.php]