キス・ワルツ
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『キス・ワルツ』(ドイツ語: Kuss-Walzer)作品400は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したウィンナ・ワルツ。
楽曲解説
[編集]1881年11月に初演されたオペレッタ『愉快な戦争』のメロディーを用いて作曲されたワルツで[1]、1882年1月の宮廷舞踏会において披露された。妻アンゲリカ(リリー)に献呈された作品であり、その献辞は25歳年下の「愛する妻アンゲリカへ」というものであった。
序奏
余談だが、この頃アンゲリカは劇場監督フランツ・シュタイナーとの不倫に走ろうとしていた。シュトラウス2世は妻の浮気を疑っていたらしく、1882年7月28日、妻に宛ててこのような手紙を書き送っている。
「 | 元気でね。心からのキスを送る。やさしいリリー。でも、ぼくから離れないで、一緒にいてくれよ[1]。 | 」 |
ニューイヤーコンサート
[編集]ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートへの登場は以下の通りである。
- 2013年 - フランツ・ウェルザー=メスト指揮
出典
[編集]参考文献
[編集]- ピーター・ケンプ 著、木村英二 訳『シュトラウス・ファミリー:ある音楽王朝の肖像』音楽之友社、1987年10月。ISBN 4276-224241。
- 若宮由美「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート 2013 ヨーゼフ・シュトラウスのためのニューイヤーコンサート 曲目解説」から〈キス・ワルツ〉。
外部リンク
[編集]音楽・音声外部リンク | |
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Kuss Walzer - Harmonie St.Agnes Bunde 演奏。公式YouTubeチャンネル。 | |
Kusswalzer - Rec & Play Media |
- 『キス・ワルツ』の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト