カール・オット・ルノウルヴソン

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カール・オット・ルノウルヴソン(Karl Ottó Runólfsson 原語の発音;カルル・オット・ルノルフッソン、1900年10月24日 - 1970年11月29日)はアイスランド作曲家

レイキャヴィーク出身。レイキャヴィーク音楽院とデンマーク音楽アカデミーで学んだ。ラジオ・オーケストラでトランペット奏者として活動していたが、1939年にレイキャヴィーク音楽院の教授に就任した。1950年にアイスランド交響楽団が創設されると、再びトランペット奏者として活動するようになった。またアイスランドの音楽生活の向上に努め、様々なアマチュアオーケストラやアンサンブルで指揮者を務めた[1]

作品には交響曲『エシャン山』、組曲『十字路で』、ヴァイオリン・ソナタ、トランペット・ソナタ、合唱曲、歌曲劇付随音楽があり、特にアイスランドでは歌曲が知られている。

脚注[編集]

  1. ^ Marek Podhajski: "Dictionary of Icelandic composers", Akademia Muzyczna, Warszawa 1997, ISBN 83-904155-7-7. 37

参考文献[編集]

  • Alfred Baumgartner: "Propyläen Welt der Musik: die Komponisten", Band 4, Berlin, Frankfurt 1989, ISBN 354907834X S. 567